GAGAな一週間

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みなさま、こんにちは。
Global Manager編集部のアラマキです。


9月も気がつけばもう中旬、朝晩はさすがに涼しさを感じられるようになってきましたね。
大嫌いな夏とともに(?)イイジマが卒業していったGM編集部にも、徐々に秋の風が吹き込んでくるようになりました。


ただいま編集部では、リニューアル後にお届けする第2クール目のコンテンツの仕込み真っ最中でございます。リーダーズボイスや特集、またご好評をいただいている各種連載コーナーなど、読者の皆様に有益な情報をご提供するべくベストを尽くしております。アップロードをいましばらくお待ちください!


そしてそして、 皆様に大きな反響をいただいている「英文メール強化塾」テキストブック・プレゼントキャンペーンも引き続き実施中です!
http://webmagazine-globalmanager.com/campaign/20120823.html
(ご応募には読者登録が必要です)




200社以上の大手企業で英文ライティング指導を手掛けてきたポール・ビソネットさん監修のこのテキストブックは、「相手を動かす」ために必要な英文メール表現のテクニックが満載、編集部が自信をもってオススメする逸品です。GM以外では入手できない非売品となっているこの貴重な書籍、ぜひこの機会にゲットしてください!
※ご応募の締め切りは10月1日(月)となっております。


さて、書籍と言えば(?)先週末に書店のビジネス誌のコーナーにフラっと寄ったおり、何やら挑発的なポースの女性がこちらをにらむ見慣れない装丁の雑誌が目に入ってきました。気になって手にとってみたところ、表紙の女性はあのLADY GAGAではないですか!?


ビジネス誌GAGA??」と前回アラマキブログと同じような展開で(笑)手にとってみたところ、「事業構想 -Project Design-」というタイトルの月刊誌のよう。どうやら今春開校した「事業構想大学院大学」という大学と連携したビジネス誌らしく、
同大ではMPD(Master of Project Design、事業構想修士)という修士号を標榜しているとのこと。「事業の発想段階から、社会に伝えて広めていくまでのすべての段階においてアイデアやクリエイティブを活用する」とありますが、従来のMBAに「クリエイティビティ」という概念を付加した考え方とも言えそうですね。





「事業構想」というカタいビジネス誌の表紙にGAGAをもってくるというのは、なかなかにニクい演出だと思うのですが、ちょうど昨日聴講しに行ったHRD JAPANという人材育成系の大きなカンファレンスでも同じような取り組みを目にしました。


「特別対談 世界で活躍する人材」というセッションで、スイスのビジネススクール IMD の日本代表・高津尚志さんと、ファッション・デザイナー館鼻則孝さんの対談があったのです。人材育成系のセミナーでファッション・デザイナー? と驚かれる方も多いかと思いますが、割とこの手の大き目なカンファレンスでは「変化球」のようなセッションが存在することがあります。さきほどの月刊誌の表紙にGAGAをもってきたのと近い発想を感じますね。


そして面白かったのが、館鼻さんは奇しくもGAGAのシューズデザイン(つまさきの部分が高くなっている独特のデザインのアレです)手がけている、いま世界でも注目されている新進気鋭のデザイナーだったのです!


オーディエンスは当然企業で人材育成に携わっている人事畑の方が多く、館鼻さんにとっては「完全アウェー」(ご本人談)な状態だったわけですが、そこは本物の「世界」を知っている超一流のクリエイター。生き馬の目を抜くような厳しいグローバル・ファッションシーンで強烈なインパクト残されている方だけに、一つひとつの言葉に重みがありオーディエンスも思わず彼の話にグイグイと引き込まれておりました。


業種・職種を問わず、やはりその道の一流の方々には共通する要素があるように感じますよね。セッション的には若干動員に苦戦しているようではありましたが、アラマキ的には十分「刺さる」ものがありました。



コチラ、当日持参された館鼻さんの作品。オーディエンスの女性たちが、我さきにと試着(?)に走っておりました(笑)


GAGAつながりで言えば、来年リリースが噂されている新作は単なる“アルバム”ではなく、マルチメディアを駆使した新感覚の“プロジェクト”となるというニュースも、ちょうど今週目にしたばかりです。

「ARTPOP」という何やら啓示的なタイトルが冠される予定の本作は、iPadiPhone用にデザインされたアプリのフォーマットで発売され、音楽、PV、ゲーム、最新ファッション、雑誌などが楽しめる様々なコンテンツが用意されているとのこと。また、様々な形態でユーザーと相互的な関わりが持てるようなインタラクティブなものにもなるんだそうです。

http://www.guardian.co.uk/music/2012/sep/07/lady-gag-artpop-interactive-app


LADY GAGA」というオルターエゴをストイックなまでに演じきる彼女は、極めてプロフェッショナルな「プロデューサー」であるいうこともできると思います。音楽のみならず、ファッションやアート、テクノロジーなど、現代のクリエイティブの「粋」を集めたこの「ARTPOP」というプロジェクトがグローバルな規模でどのようなインパクトを与えるか、ビジネス的な側面からも要注目ですね!!


そういう意味では、「Project Design」というコンセプトをシンボリックに体現しているGAGAビジネス誌の表紙になるというのも、ある種の時代的必然なのかもしれません。


といったわけで相変わらず強引なクロージングですが(笑)、今週は何故か妙にGAGAづいていたアラマキでございました!


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さよなら三角またきて四角

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みなさまこんにちは。


今年も大っっっっっっっっ嫌いな夏がやってまいりました・・・ozn
もうセミちゃんたちも元気に騒ぎまくっています。



さて、わたくしごとで大変恐れ入りますが、お知らせがございます。


本日7/30をもちまして、



ぼくたち


わたしたちは



国際ビジネスコミュニケーション協会



国際ビジネスコミュニケーション協会





卒業します!





Global Managerをご愛読いただきましたみなさま、
これまで本当にありがとうございました。



そして、リニューアルとともに水野という新たな編集部員も加わり
パワーアップいたしましたGlobal Managerを
今後ともどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m



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『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」に学んでみました

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梅雨が明けたにもかかわらずハッキリとしない天候が続く今日この頃ですが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。Global Manager編集部のアラマキです。
またまた久しぶりの登場になってしまいましたが、今回は読者のみなさまに大切なご報告がございます!



以前よりGM本サイトやこちらのブログでご案内していた通り、この度GMがリニューアルされました!パチパチパチ〜。


”年4回発行のWeb情報誌というスタイルから、より更新頻度を上げてタイムリーに情報を発信していくWebサイトへ”、そんなコンセプトのもと敢行された今回のGMリニューアル。まずは一新されたトップページデザインにその変化を感じ取っていただけると思いますが、グローバルな舞台で活躍するビジネスパーソンの取材記事や人気連載コーナーといった従来からの要素に加え、新コーナーやFacebookページの創設など、新たな試みにもチャレンジしています。



と、私がここでゴチャゴチャと説明するよりも実際にサイトを見ていただいた方が何倍も伝わるかと思いますので、ぜひ新生Global Managerを以下URLよりご覧くださいませ!
http://webmagazine-globalmanager.com/



アラマキ的に新しい試みと言えば、「国境を越える若き挑戦者」というグローバルに活躍する若者を紹介する新コーナー(記事アップは8月上旬予定)のインタビュー・原稿作成を担当しておりますが、久々のがっつりとした原稿執筆ということでやや苦労しております(笑)。やはり常に書いていないとダメですね。「書くということについて書いて」いたころが懐かしい。。。頑張ります!
http://d.hatena.ne.jp/globalmanager/searchdiary?word=%BC%C6%C5%C4



そしてもうひとつの新機軸として、さきほども触れたように読者の皆様とのコミュニケーションの場としてFacebookページをオープンいたしました!

https://www.facebook.com/globalmanager.web


これからはこちらのページで編集部からのお知らせをアップしていきますので、ぜひFacebookのアカウントをもっている方は「いいね!」を押していただき、GM編集部からの最新情報を受け取っていただければ幸いです。(当ブログの運用は未定ですが、アーカイブについては今まで同様こちらのページでご覧いただけます)



さて、今回のアラマキブログは前回予告してしまったので(?)、『グレイトフルデッドマーケティングを学ぶ』という今年前半に話題になっていた書籍についてちょっとだけ触れてみますね。だいぶ時間が経ってしまいスミマセン!



普段ビジネス書の新刊をよくチェックされている方は、書店のビジネス書のコーナーで祖父江慎さんによるサイケデリックな装丁(クール! のひとこと)がひときわ異彩を放つ本書が平積みされているのを見かけたことがあるかもしれません。
「ほぼ日」でおなじみの糸井重里さんが監修をしたこの「ビジネス書」の主人公は、「グレイトフルデッド」というアメリカのロックバンド。日本ではあまり知られていないかもしれませんが、60年代のいわゆるヒッピーカルチャーの代表的なグループで、69年に行われた伝説の音楽フェスティバル「ウッドストック」にも出演しているアメリカンロックを代表するグループのひとつです。



「デッドヘッズ」といわれる熱狂的なファンをもつこのバンド、実はライブ会場でファンにテープレコーダーでの録音を許可したり(普通は、今も昔も厳しく規制されていますよね)、その録音したテープをファンの間で無料でシェアすることを推奨したりと破天荒なバンド運営手法をとっていました。にもかかわらず、全盛期には年間5000万ドルとビートルズよりもローリング・ストーンズよりも稼いでいた伝説的な存在である同バンドの(結果としての)マーケティング手法が、本書では現代のIT企業との対比で分析されています。



ここで面白いと思ったのは、グレイトフル・デッドという60年代のヒッピーバンドが自然とやってきたことが、「フリー」や「シェア」といった現代のマーケティング手法とリンクしているという点です。



ファンが録音した「海賊版」をある意味積極的に「出まわさせる」ことによって自身の音楽の良さをまず知ってもらい、のちに音質のいい正規版の販売やライブ代で収益を得る。これは、世界的ロングセラー『フリー』(クリス・アンダーソン著)でいうところの「フリーミアム」※の発想に近いものがありますし、口コミによってロイヤルティの高い「デッドヘッズ」というファンが自然発生的に生まれていく様は、TwitterFacebookといった現代のソーシャルメディアでの「シェア」という現象に重なります。
※新手のインターネットサービスなどに見られる、基本サービスを無料で提供して
まず顧客を集め、有料の付加価値サービスを提供することで収益を上げるビジネスモデル。



「ファン自身がマーケットを創っていく」というこの本で語られているグレイトフル・デッドのバンド運営スタイル。「ソーシャルメディア時代のヒットの根本」が40年も前のヒッピーバンドに(意図せざると)存在していたことに、ロックファンのアラマキとしては目頭がアツくなる思いで読ませていただきました(笑)。
西海岸で生まれたヒッピーたちの思想が一周まわりめぐって現代のITに色濃く反映されているのは、アップルで世界を制したスティーブ・ジョブスにも明らかですが、同様の視点から本書の指摘もなかなかに味わい深いと思った次第でございます。


                                                                                                                                                                                      • -

しかし、TwitterFacebookといったいわゆるソーシャルメディアもあっというまに日本の「お茶の間」レベルにまで浸透してきましたよね。(好き嫌い、功罪はあるかと思いますが)



このようなITサービスの進化は本当に日進月歩だと実感します。以前こちらのアラマキブログでも、iPodYouTubeの出現に「十年一昔」などと言っていましたが、あれからわずか4年ほどでこのような未来が来ようとは思いもよりませんでした。
http://d.hatena.ne.jp/globalmanager/20080529



自分自身もソーシャルメディアを比較的アクティブに利用している方だと思いますが、これからもこの流れには注視していきたいと改めて思ったアラマキでございました!



というわけで、GMFacebookページもファンのみなさまに「シェア」していただけるような魅力的なコンテンツを提供していきたいと考えておりますので、ぜひ「いいね!」を押して応援してくださいね。
という相変わらずの強引なこじつけで、今回は失礼したいと思います!



さて、次回はこれまた久々の(って、私が更新を止めてるからなんですが 笑)イイジマが登場予定です。
読者の皆様に衝撃の発表があるかも!?ないかも!?
お楽しみに!


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衝撃を受けたイギリス文化

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2012年イイジマ初のブログでございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます m(_ _)m


さて、48号も無事に発行され、編集部では一息ついているところでございます。
いまでこそweb媒体である『Global Manager』ですが、紙媒体として創刊されてから早10年余り。
(私は当時はもちろんおりませんでしたが)
今号では「グローバルビジネス・人材、この10年」と題して、
この10年のグローバルビジネスの構造的な変化をどう読み解くべきか、
また求められる人材像はどのように変わってきたのか、というテーマで特集をお届けいたしました。


寺島実郎さんをリーダーズボイスにお迎えし、
特集では、世界的コンサルティング会社A.T. カーニー日本支社の代表パートナー梅澤高明さん、
グローバル企業の先駆けとして知られるコマツにおいて人事を担当されてきた日置政克さんにご登場いただき、
それぞれに異なる視点やご経験から、この10年と今後の10年について語っていただきました。

また『Global Manager』は48号をもちまして、リニューアルする運びとなりました。
その節目という点でも、ふさわしいテーマだったのではないかと思います。
ぜひお読みいただければ幸いです。



『GLOBAL MANAGER』48号(最新号)はコチラから、読者登録がまだの方はコチラからどうぞ (^з^)/



さて、今回も私のグローバル体験として与太話をひとつ・・・コホン
ロンドンに滞在していたときにのお話です。



私は人生のロンドン滞在のほとんどをイギリス人老夫婦(モーリス&オードリー)の家で過ごさせてもらいました。
ともにロンドナーのおふたりはとても心温かいご夫婦で、近所や友人知人の集まり、スーパーや郵便局、銀行などどこへ行っても
「She is our Japanese daughter」と紹介してもらっていたくらい、たいそう可愛がってもらいました。
いまも渡英した際には必ずこの家に泊まらせてもらっていて、
あちらも「今回は部屋が空いてないから居間に簡易ベッドよ」など、私への扱いも気楽なものです。
(ときどき学生がホームステイする家でもあるので部屋がないときもある)
ヨーロッパは日数的にも金銭的にも負担が大きいので、いい加減ほかの国に旅行したいとも思うのですが、
でもやっぱりモーリスとオードリーがご健在なうちはできる限り“逆里帰り”したいと思っています。



このおふたりは、近所でもけっこう知れた親切&面白いご夫婦。
モーリスはいつも冗談ばかり言うひょうきん者だけれどもとても紳士、なおかつ話が大好きなおじいちゃんです。
とにかくいつも長〜く難し〜い話を私にしてくれるのですが、ただでさえ耳力が弱い上に集中力も恐ろしく乏しいので、
途中から意識が別のところへ飛んでいってしまい、まるで頭に入ってないときも多々あります。
(でも本人は私の反応が薄くてもまったく意に介していないご様子)


オードリーは「スケ番」を連想させる金髪のパーマヘアと体格の良さ、さらに鋭い目つきがド迫力のおばあちゃん。
放蕩息子にも「I’ll kill you!」と言っているのがよく聞こえます・・・。
そんなオードリーのことをよく知らない人は恐怖で戦慄してしまうのです・・・が!
実は度量が広くて男前の性格で人情味にあふれた、まるで東京下町のお母さんのような人です。
竹を割った性格とはまさにこういう人のことを言うのだなぁと思います。


かかあ天下を地でいくご夫婦で、モーリスはいつもオードリーにシメられています。
みんなには優しいオードリーですがモーリスと息子には大変厳しいのです。
私やほかの人から見たらモーリスは優しくて面白くて家事もよくやってくれる大変良き夫なのですが、
きっと夫婦にしかわからない、オードリーのキレポイントに触れてしまう何かがあるのでしょう。


いまや70代中盤に差し掛かり、私が最初に住まわせてもらっていた12・3年前でもすでに60代前半だったご夫婦ですが、
モーリスはその時代の男性にはめずらしく大変まめまめしく家事を率先してやるご主人です。
お国柄ももちろん十分にあるのですが、
「ぼくらの時代の男でこんなに家事をやるのはなかなかいないぞ。まったくあいつは分かっちゃいないんだから」
などと愚痴をこぼしていたこともあるので、やはりイギリスでも珍しいくらいに家庭的な夫なのでしょう。



オードリーのかかあ天下は年を取った今でも猛威をふるい、モーリスが弱ってきてますますパワーアップしている様子。
私が日本から電話すると、オードリーがまず電話に出て
「ちょっと聞いてよ。モーリスったらぜんぜん家事もしないで一日中ソファでごろごろしてるのよ」身体が弱っていると聞いているような・・・?
「歩くのもほんとに遅くなってねぇ。足腰が弱ってきてるのよね」それは歩くの遅くなるよね・・・
「ちょっとは散歩にでも行きなさいっていつも言ってるのに怠けちゃって」怠けと言ってしまってよいのでしょうか・・・
などと、モーリスに対する愚痴を最初に話した後「じゃ、彼にかわるわね」というのが大体のパターンです。


そして受話器の向こうから聞こえる怒号・・・


「モーリス! モーリス!! 電話よ!!!
ハリーアップ! 


えっと・・・身体や足腰が弱ってきているっていう今の話は・・・
モーリスがまた無駄に怒られているのを聞いて「電話してごめんね、モーリス・・・」という気持ちになって
モーリスが電話のところへと到着するのをゆっくりと待つ私です。



私が住まわせてもらっていた頃も、おしゃべり大好きなモーリスが朝ごはんを食べている私に向かって、
政治やら経済やらの話を流れる水のごとく話し続けていると
シャラップ! 朝からうるさいのよ、この子だって支度で忙しいのにあんたの話なんか聞いてられないわ」
とオードリーのお叱りが飛んできます。
モーリスは「おぉ怖い怖い」と言ってわざと身体を震わせて私に見せて黙るのですが、十秒ともちません。
そしてまたオードリーに叱られる・・・の繰り返しです。



また、あるときは、モーリスのお母さんが入院し、3人でオードリーの運転による車でお見舞いに行った帰り道のこと。
助手席に座っていたモーリスが、オードリーに向かって
「あ、今のところ右に曲がればよかったのに」
「ほら、信号が青に変わったよ」
などと横からちょこちょこと口を挟んでいました。
後部座席に座っていた私が「そろそろ来るぞ・・・」とちょうど思ったそのとき


シャット・アップ。 ゆっくり静かに言うのが怖さ2倍
次に何か言ったらあんたも病院送りにするわよ


しええぇぇぇええ〜〜〜〜^^;
後部座席を振り返ったモーリスは口に手を当てて「ううっぅうう・・・」と泣いたふりを私に見せます。



と、万事こんな調子のご夫婦なのですが、「さすが欧米文化!」と思わされた瞬間がありました。


モーリスのお母さんの病院にモーリスが泊まりに行くとなったある晩のこと。
「じゃ、行ってくるよ」と言うと、モーリスとオードリーは自然と口と口でぶちゅっとしたのです。
今晩は帰らないからということだったのでしょう。


これは衝撃的なグローバル体験でした。
いつもモーリスに文句ばかり言っているオードリーと、シメられているモーリス。
もちろんそこには夫婦の強い絆があるのでしょうし、日本人夫婦にもそのようなご夫婦はたくさんいらっしゃいます。
ですが、毎日のように怒り怒られ文句や言い合いの多い老夫婦がちゅーをするなんて、日本ではまず考えられないと思うのです。


普段の生活のなかで至るところでイギリス文化を感じることはもちろんありましたが、
これはとても強く心に残った文化の違いでした。


と、いうわけで、久しぶりに私のグローバル体験を書かせていただきました!
次回はアラマキによるキレとコクのある記事がまた投稿されることでしょう。

それではみなさま、良い週末を!!!


※本日のブログアップを目指して若干急ぎ目で書きましたゆえ、乱文お許しください。



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【アラマキより】 GLOBAL MANAGER48号がアップされました!

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こんにちは。先週来、突然わが身に襲ってきた謎の目のショボショボ感に、
「まさかの花粉症デビューか!?」と戦々恐々としている今日この頃、
GLOBAL MANAGER編集部のアラマキでございます。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。



日に日に春の足音が聞こえてくる季節となりましたが、まだ気を抜くと
ビックリするほど寒い日もありなかなか気が抜けませんね。こういう時期は
何かと体調を崩しやすいように思いますので、皆様におかれましても
くれぐれもご自愛くださいませ。



さて突然ではありますが……本日無事にGLOBAL MANAGER第48号がアップされました!!




最新号トップページはコチラからご覧ください。
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今号の内容をチラ見せ的にご紹介いたしますと、まず特集では「グローバル
ビジネス・人材、この10年」というテーマで、各界のリーダーの方々にご登場
いただいております。その中でも最大の目玉と言えば……そう、この
アラマキブログでもかねてより予告しておりました寺島実郎さんのご登場です!
私自身このページを担当し取材で氏の個人オフィス、その名も
「寺島文庫」(!)にお邪魔させていただいたのですが、ダブルのスーツを
ビシッと着こなし、その場にいらっしゃるだけで絵になるようなオーラのある方でございました。



記事の方も非常に興味深い内容になっておりますので、ぜひコチラからご覧ください!



さらに、世界に冠たる経営コンサルティング会社・A.T. カーニー 日本代表の
梅澤高明さん、また日本企業のなかでもいち早くグローバル展開を進めてきた
コマツの企業ケーススタディと、「この10年」を振り返り、「次の10年」に
向け日本人ビジネスパーソンに何が必要なのかを問う必読のテキストが並んでいます。
(さらにもう一本、グローバル企業日本法人・トップの方のインタビューを
後日アップする予定ですので、こちらもお楽しみに!)



その他、毎号ご好評をいただいている連載陣の記事もご用意しておりますので、
ぜひ今号もスミからスミまでGLOBAL MANAGERをお楽しみいただければと思います!



Gm48号はコチラからどうぞ。



今号で「この10年」というような総括的なテーマを取り上げたのには、
特集記事内にもあるように、Gm創刊から約10年が経過したという理由が
あるのですが、実はもうひとつ理由があるのです。



それは……はい、この場をお借りいたしまして発表しちゃいます。
この度GLOBAL MANAGERは、6月(予定)にリニューアルを敢行する
ことになりました!! 詳細は追ってご紹介していきますが、より情報発信
の速度・密度を上げ、グローバルビジネス・人材に関する最新の情報を
提供していく予定ですので、ぜひご期待くださいませ。



というわけで、「次の10年を探るため」といっては大げさかもしれませんが、
大きなリニューアルを前にして一度Gmとしてマイルストーンを打ち込んで
おきたいという想いもあり、今号はこのような特集でお届けいたしました。



編集部では、読者の皆様からの声を随時募集しておりますので、ぜひ下記の
アンケートフォームからご感想・ご要望などお寄せくださいませ。
なお、今号ではアンケートにお答えいただいた方のなかから抽選で20名様に
TOEIC(R)テスト新公式問題集 Vol.4』をプレゼントいたしますので、
ドシドシとご応募くださいませ!



アンケートへのご回答はコチラから。



というわけで、今回のアラマキブログはこんなところで失礼させていただきます。



次回は、最近読んだ『グレイトフル・デッドマーケティングを学ぶ』という
書籍がとても興味深い内容だったので、そのことについてでも書きたいと思います。
(めずらしく予告)
その前に、まだ未確認情報ではありますがイイジマブログのアップがある
との噂もございますので、Gmブログは引き続き目が離せません。



それでは、今後ともGmおよび当ブログをよろしくお願いします!






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【アラマキより】 フレンチのランチでリッチな忘年会

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こんにちは。正月太りでついてしまったお腹まわりのお肉がもはやデフォルト贅肉化
しつつある今日この頃、『GLOBAL MANAGER』編集部のアラマキです。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。


年が明けてからだいぶ経ってしまいましたが、編集部から皆様への新年のご挨拶がまだ
できておりませんでした。時期を逸してしまいましたので「明けまして…」とは申し
上げませんが、今年もどうぞ『GLOBAL MANGER』および当ブログをよろしくお願いいたします!


……と型通りの無難なご挨拶から入らせていただいた今回のブログアップですが、
年末年始にかけて、日常の些細な出来事の中にもマネジメントのヒントは転がっている
ものだと感じた出来事がございましたので、そのことでもつらつらと。


年末もかなり押し迫った某日、「新年をサッパリした気分で迎えよう!」ということで
散髪に行ったときの話です。ここ10年来懇意にしている年下の友人・スズキ君(仮名)
が美容師を生業としており、いつも彼の勤務先であるヘアサロンで切ってもらっている
のですが、シャンプーなどはまだ見習いの若い子たちが担当するようで、その日は顔見知り
のサトウ君(仮名・年の頃ハタチくらいでしょうか)がカット前に洗髪をしてくれたのでした。


「久しぶり〜」なんて言い合いながらそのサトウ君と雑談をしていたのですが、忘年会の
話題が出たときに「ウチのお店は、15人くらいでフレンチのお店でランチしたんです〜。
シャンパンもあけたんですよ!」と彼が言うのです。
忘年会がフレンチのランチ?? シャンパンまで?? オシャレすぎやしませんか!?


ちょっと「うさんくさいな」などと思いつつ、「さすが、美容師さんみたいな洒落た人種は
やることが違うわ!」と憎まれ口で返したのですが、彼らが忘年会を豪勢なフレンチ
のランチにしたのには実はちゃんとした理由があったのです。


こんな感じで洒落込んじゃう、その理由って???

【写真素材 - フォトライブラリー】より(フリー素材)


彼曰く、「一人あたまの予算を、普段お客様からいただいているカットの平均額(数千円)
くらいにしたんです。『この値段を払うと世間ではどういうサービスが受けられるかを
みんなで体験して、それに見合うサービスを自分たちが提供できているかを再認識しようよ』
っていうスズキ先輩の提案なんですけどね。僕も『もっとスキルをつけなくちゃ』って
思いました!」という主旨のことを私に話してくれたのです。


ちょっといい話じゃありません?


つたないボキャブラリーだけど自分なりの表現で私にそう説明してくれたサトウ君に
気持ちよくシャンプーしてもらいながら、ちょっと感動したんですよね。
「『スズキ先輩』の想い、ちゃんと伝わってるじゃん、この子に」って。


同時に、こういう慰労会的な位置づけの場に、ある意味研修的な要素を盛り込んで
しまえるスズキ君のマネジメントセンスに一本とられた思いがしました。


スズキ君は「DIRECTOR」という肩書きで、青山と表参道にあるグループ2店舗それぞれ
の店長のまた「上」という立場らしく、カットもしていることを考えればいわゆる
「プレイング・マネジャー」になるのでしょう。散髪してもらいながら、「さっき
サトウ君にシャンプーしてもらってるとき、フレンチ忘年会のこと聞いたよ。
しかもさ、ちゃんと自分なりの言葉でその意図を説明してくれたんだよ、彼」
と伝えたら、「そうなんですか〜。へへへ」なんてトボけた顔をしていましたが、
彼も自分の想いが「部下」に伝わっているのを知ってか少し嬉しそうだった。


そんなこんなで、支払った対価(カット・シャンプー代)に対して「お客様との
コミュニケーション」も含めて素晴らしいサービスを提供してもらい、なんだか身も
心もサッパリした気分でお店をあとにしたのでした♪


『GLOBAL MANGER』を発行している弊協会は英語の「TOEIC®テスト」を
実施・運営していますが、「自分も『TOEIC®テスト』受験料くらいの値段で
ランチを食べに行って、それに見合う仕事ができているかを見直してみないとな」
などと思案しつつ年末年始を過ごしたアラマキでございました!


というわけでガラにもなく殊勝な話題でキックオフさせていただいた新年ブログアップ
でございましたが(?)、本年も『GLOBAL MANAGER』編集部をよろしくお願いいたします。


なお、前回のブログでお伝えしたアノ「超大物」の方の取材が、ついに決定しました!
テレビでもよく見かけるアノ方です。(まだナイショ)
ぜひ楽しみにお待ちください!


それでは、今回はアラマキがDROP INしてしまいましたが、次回は編集部のブログ番長
イイジマが満を持して登場いたしますのでお楽しみに!


【オマケ】
先週末、Gmのサブコンテンツ「私の失敗談」にイラストを描いてくださっているシライケン画伯の
グループ展「いろはCarta展」にお邪魔してきました! 相変わらずのシライワールドがサクレツしておりました。
Gmの制作は、こうした素晴らしいクリエイターの方々に支えられています。感謝。



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【アラマキより】 年末のご挨拶

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さて、いよいよ暮れも押し迫って参りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
『GLOBAL MANAGER』編集部のアラマキでございます。



本日が仕事納め、という方も多くいらっしゃることと思いますが、われわれGm編集部
も今日が年内最終日。アラマキもそろそろ店じまいの準備に入っており、こちらの
ブログアップが本年最後の仕事といった按配でございます。



……というわけで、本年もGmをご愛読いただきまして誠にありがとうございました!
この場をお借りいたしまして、編集部一同心より御礼申し上げます。



2011年は皆様にとってどんな一年だったでしょうか。それぞれ公私にわたり様々な
ご経験をされたかと思いますが、われわれ日本人にとってはなんといっても「3.11」
を経験した年として記憶されていくのは間違いないところでしょう。



人それぞれによって角度も深度も違うとは思いますが、この東日本大震災が日本に
もたらしたインパクトは絶大なものがありました。今なお被災地で苦しんでいらっしゃる
被災者の方々も数多くいらっしゃるかと思います。改めてお見舞い申し上げます。



そんななか、大災害時でもある程度秩序を守って行動できる民度の高さや、
未曽有の大災害から立ち直り復興していこうとする人々の不屈の意志、そして
ボランティアの方々に代表される互助の精神などを垣間見る機会もまた多くありました。



秩序や礼節、自己犠牲、勇敢さといったわれわれ日本人の美点を発揮すること
ができたのは、あまりにも悲劇的な出来事のなかでの小さな救いだったかと思います。
大きな絶望を経験したわれわれにとって、来年が希望にあふれる一年となること
を願ってやみません。



大震災が日本経済に与えた打撃もまた甚大でしたが、それでも日本企業やビジネス
パーソンが外に目を向けざるを得ない流れは変わりません。むしろ、さらにグローバル
なビジネス環境に出ていかざるを得なくなったという言い方もできるのかもしれません。



『GLOBAL MANAGER』は来年もグローバルな舞台での活躍を目指すビジネスパーソン
を応援すべく、さまざまなコンテンツを提供して参りますので今後ともご愛読の
ほどよろしくお願いいたします!



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なお次号(48号)は2012年2月下旬の発行を予定しておりますが、リーダーズボイスに
久々に超ビッグネームの方がご登場の予定になっております!
お名前はまだヒミツですが、ぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。



それでは皆様、よいお年をお迎えください。



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