素直な心の大切さ


こんにちは。『GLOBAL MANAGER』編集部の岩楯です。

4月に入ってからずっと鼻炎に悩まされております。元々花粉症の人だったのですが、3月中はさほど症状が酷くなく余裕綽々といった感じでした。が、4月1日を迎えた途端に体に異変が・・・「今年もついに花粉症が発症した」「黄砂が吹いてきた」「自分の部屋が汚く、その埃が原因だ」と諸説ありますが、どれもいまいち説得力に欠けます。ただ、部屋が埃だらけなのは、事実ですが・・・5月頃になっても鼻炎が良くならないようなら、お医者さんに行ってこないとなぁと考えております。皆様は、大丈夫ですか?

さてさて、先週13日(金)に『GLOBAL MANAGER』第30号(8月10日発行)の取材に行ってきました。先週金曜日のブログで編集長が「第29号の色校が上がってきました」と報告しておりますが、編集部ではもう既に平行して第30号の取材も開始しております。

「これが噂の第29号の色校です!」

第30号では特集テーマを「アジアで働く(仮)」とし、アジア諸国でのビジネス経験者の方々にビジネスを通して見つけた現地と日本の共通点、相違点、そしてビジネスのコツをお聞きしております。

話が前後してしまいましたが、先週金曜日の取材先はフィリピン、台湾での駐在経験をお持ちのTDK 米山氏でした。米山氏は、弊誌にもご登場いただいている船川淳志氏が主任講師を務めていらっしゃる『JMA グローバル・ビジネスリーダーコース』の第一期生です。今年2月のHRD Japanで、駐在時代の話をお聞きし、とても興味深かったので名刺交換をさせていただいておりました。

取材では、生産拠点立ち上げに携わったフィリピン時代のお話を中心に、具体的なエピソードを交えていろいろなお話をしてくださいました。さらに、取材当日までに駐在中のご経験をA4数枚にまとめてくださっただけでなく、フィリピン駐在時の日記までご持参し、一部をコピーさせてくださいました。ありがとうございました!米山氏のお話の内容は第30号の特集記事を読んでいただきたいのですが、岩楯の琴線に触れた言葉を一つご紹介いたします。

「失敗から学ぶことは多いが、学べる量はその人の心の素直さにある」

思わず「おおっ」と唸ってしまうお言葉だと思いませんか?個人的なお話で恐縮なのですが、自分がこのお言葉に強く反応してしまった理由が二つあります。

一つ目:仕事始めの日に近所の日枝神社で引いたおみくじに、「他人のアドバイスを素直に受け入れなさい」と書いてあったから。

二つ目:最近ようやく実家を出て、一人で暮らし始めました。引越しの日が近づくにつれ、自他共に認める親バカの母は「洗濯の仕方」から「野菜の保存の仕方」までケーススタディー形式で事細かに教えてくるようになりました。実家でのほほんと暮らしていた頃は、そんなことを言われても聞いているふりをしているだけでした。しかし、自活せねばならぬとなれば話は違ってきます。そう、その時気づいたんです。素直な気持ちで母の言葉に耳を傾けることの大切さに。

なんだか岩楯家の内情を暴露してしまったようで、気恥ずかしいのですが、「素直な心」の大切さを訴えたくあえてこんな例えをだしてみました。

心の素直さの重要性を説く米山氏のお話は、きっと皆様に多くのヒントを与えてくれるものだと確信しております。なので、第30号(8月10日発行)もぜひぜひ楽しみにしていてください!

そんな感じで。岩楯でした。