セミナーでの出会い

先日「ポジティブアプローチによる人材開発を考える会」に参加してきました。
なんと!お隣に座られた方が読者の方で(驚)!某有名メーカーの人事の方でした。
「いつもおもしろいなーと思って読ませてもらっています」と言ってくださいまして(喜)。
ありがとうございます!こういう思いがけないところで実際に読んでくださっている方から
感想をいただくと、本当に元気が沸いてきます。


さて、セミナーの内容はと言いますと。。。
ポジティブアプローチとは、欠陥や弱みに注目しそれを解決する従来型のギャップ
アプローチとは異なり、強みや希望、理想のストーリー、情熱や夢などを共有して、
変化への肯定的なパワーを生み出すというもの。ビジネスサイクルが劇的に短く
なってきている現代においては、主体的に行動できる組織が必要ですが、そのためには
ポジティブアプローチが有効だと世界的に注目を集めているのだそうです。


ポジティブアプローチの代表的な方法として、AI(Appreciative Inquiry)と
OST(Open Space Technology)というものがあるということで、この2つをいくつかの
セッションを通して体験させていただきました。


これらを初めて耳にしたのは昨年のASTDだったと記憶していますが、まだまだ理解が
足りません。引き続き勉強したいと思います。


個人的には、「ワールド・カフェ」という話し合いの手法がおもしろかったですね。
「ナレッジは会議室ではなく、カフェで生まれる」→つまり、本当のアイディアは
タバコ部屋だとか、食堂、あるいは退社後の飲み屋???などでの雑談から生まれる
というコンセプトから生まれた手法だそうです。


まず円卓で1つのテーマに興味のある人たちが集まって話し合います(私の場合は
“リーダーシップ”を選びました。)その後、リーダーを一人決め他のメンバーは
リーダーを残し、別のテーマを話し合っている円卓へ移動します。リーダーは他の
円卓から移動してきた人たちに、これまで話し合って出てきた意見などを披露。
他のメンバーは別の円卓で、それぞれのテーマについてその円卓のリーダーから
情報をもらい、かつ自分達のテーマについても情報を披露します。一定時間の後、
再び元の円卓に戻って、各メンバーが仕入れてきた情報をシェアします。
リーダーも新しいインプットをメンバーに披露します。


短い時間だったのですが、煮詰まらない意見交換がとても新鮮でしたね。
ポジティブ・アプローチ自体が、できなかった部分ではなく良いところばかり
について話をするので、誉められるとのびるタイプの私にはとても居心地のよい
空間でもありました(笑)。


AIについては、12/19-23の予定でワークショップが開かれるようですので、
ご興味のある方はこちらをご参照ください。
http://www.humanvalue.co.jp/houkoku/pbisd/ai_workshop_dec.html


そして最後に。またしてもランチです↓

このセミナーで知り合った方が、偶然にもお隣のビルの方で!(すごく新しく立派なビルです)
先日早速、ランチをご一緒させていただきました。「銀座鮨処 マルイ」のづけ穴丼です。
美味でした〜。シャリの中にイカ・エビ・タコ・イクラなどが埋まっていて、さながら宝捜しの
ようなワクワクを味わうことができます。オススメです!