言い訳しない文化

今週末の引越し(レイアウト変更で、異動ではありません。念のため)に備えて、
机上の書類の山とにらめっこを続けているYです。。。いや・・・目をそらしている
のかもしれません。


さてタイトルは、日経ビジネスの記事に掲載されていたゴーン社長の発言の一部から。


先日、多摩大学主催の「日本発グローバル人材をどう育てるか」というシンポジウム
に参加してきました。基調講演は中谷学長とゴーンさんの対談形式。ゴーンさんは
グローバルビジネスの場で成功する人の特徴は?と聞かれて、
「違いを尊重することと共感能力」
とおっしゃっていました。日産ではハイポテンシャルの人材800名を選抜して、
彼らに困難な任務に挑戦させているとのこと。ゴーンさんいわく「任務の結果
は問わず、そのプロセスを経験させることが大切」。こうして、高いポテン
シャルの人材を常に確保するサイクルを作っているのだそうです。


私が個人的に「なるほどなぁ」と感じたのは、高校生のお子さんをもつお母様から
の質問に答えられたときのことでした。「子供にもぜひゴーンさんのようなグロー
バルリーダーになってもらいたい。そのためにはどうすればよいか?」というような
質問だったと思います。ゴーンさんは「人生というものは、問題を解決する場なのだ、
と教えなさい。人生には問題がつきものだということを理解し、自分の中に根付か
せることが必要」とおっしゃっていました。言葉でいいきかせてもダメで、とにかく
実践させることだ、と。失敗に直面したとき、失敗を直視し、そこから学ばなくては
ならない。問題を先送りせずに解決することから学ぶことが大切だ、ともおっしゃって
いました。


こういう覚悟があればこそ、「言い訳する文化はいりません」というセリフがでてくる
のでしょうね。ゾロアスター教の「人生は祝祭」という考え方とは真逆ですね。さて、
私にはこんな覚悟はあるのだろうか?と考えると・・・(無言)私はゾロアスター教に片足
つっこんでいるかもしれません。よって、なかなか机の整理が進まないわけですねー。
そしてブログを書いたりなんかしている。。。


ちなみにゾロアスター教の件は現在上映中の「フレディ・マーキュリー 人生と歌を愛
した男」の冒頭にでてくるシーンからです。昨日からミュージカル"We will Rock You"
が開演しましたし、来週24日はフレディの命日でもあります。。。昨年も観にいったの
ですが、また今年も観にいこうかと思っています。


あぁ、そんなことを考える前に片付けなきゃ!!!あまりに酷いので写真は封印です。