先日編集長の代理で


先日編集長の代理で、SAPジャパン主催の「組織・人材戦略カンファレンス 2006」に参加してまいりました。(編集長、ありがとうございました!)

日本経済が景気回復を迎えた一方で、企業を取り巻く労働環境はますます複雑化し、組織・人材マネジメント分野ではより新しい課題への対応が求められています。本セミナーでは、タレントマネジメント、グループ人事、グローバル人事、コンプライアンスの4分野をテーマに、ユーザ企業のビジネスリーダーと最前線で活躍する人事コンサルタントを迎え、最新ソリューションや豊富な事例にもとづく今後の展望を提言していきます。
「組織・人材戦略カンファレンス 2006」より


4つのテーマは以下のとおりです。

  1. タレントマネジメント
  2. グループ人事
  3. グローバル人事
  4. コンプライアンス

Johnson & Johnson様(後述J&J様)の基調講演をはじめ、「3. グローバル人事」の2本と、「4. タレントマネジメント」の1本、計4本のセッションに参加しました。


会場はSAPジャパンセミナールーム(サンケイビル31)。眺めのいい、モダンな雰囲気のフロアでした。フロアの端にはなんと“Cafe”があり、バリスタ顔負けの専属ウェイターがカウンター内に2人もいらっしゃいました。すごい!外資の企業はやることが違う!と驚きつつも平静を装いながら窓際の席に着き、一人都会の夕暮れを眺めました。(←ちなみに休憩時間です!)


さて、セッションに戻ります。本カンファレンスの参加者の多くは、企業の人事・人材教育関係者のようでした。自社の問題を切実に抱えている方など、質疑応答で積極的に手を挙げて質問をされていました。


今回は基調講演について。当初のアジェンダでは、J & Jメディカルカンパニーの宮脇彰秀様が講演される予定でした。(宮脇様には『GLOBAL MANAGER』第23号にご登場いただき、取材させていただきました。その節は大変おせわになりました。第23号のバックナンバーはこちら)しかし、急なお仕事が入ったということで、宮脇様の部下にあたる馬場様が講演されましたが、私のような素人にもわかりやすくなっていて、とても素晴らしい内容でした。


分社分権化でも知られているJ & J様は、米国企業好感度調査で7年連続1位の座をキープされているそうです。(THE WALL STREET JOURNAL ONLINE2005年11月調査)1943年に創業者によって制定された「Our Credo(我が信条)」が経営の根幹にあるため、新たな人事戦略に取り組む際も即座に世界統一で考えることが可能。陳腐化することなく生き続けるOur Credo。J & J様は「Our Credo」なしでは語ることが出来ないといっても過言ではありません。今巷で盛んに叫ばれているグローバル マネジメント タレント不足を解決すべく、新しいプロジェクトに取り掛かっているというJ & J様。今後の動向に注目していきたいと強く思いました。基調講演ありがとうございました。


次回へつづく