先日編集長の代理で 2


先日は不覚にも風邪をひいてしまいました。周囲の皆様におかれましては、ご迷惑をおかけしましたことを、この場を借りてお詫び申し上げます。
「もうすっかり・・・」、といいたいところですが、念のためまだマスクを着用しています。
この数日マスクすることにより、プラスα便利な点を発見しました。
まず、目だけしか出していないので、顔が暖かい。メイク直しは不要。顔の緊張感も不要。マスク内は適度に湿度が保たれるのでドライな季節にお肌によい。
スイマセン、病み上がりのたわごとと、サラッと流していただけますと幸いです。


さて、SAPジャパン主催の「組織・人材戦略カンファレンス 2006」の続編です。
本日は

について一気にご報告します。


マーサ グローバル 人事戦略 コンサルティングの篠崎氏は、セミナールームにスーツケースと一緒にご登場になりました。いったいこの演出は・・・?と思っていたら、このセッションの後、急遽ベトナムに行かれるということでした。講演をして、スーツケースを片手に成田へ直行とは、かっこよすぎです。
篠崎氏は、グローバル人事の「本社の危機感」「現地の危機感」をそれぞれ挙げて、それについての解決策をお話されました。解決策はいくつかあったものの、①合理的な人事マネジメントシステムを構築すること、②現地社員にリスペクトされる日本人の育成、③現地人材に目的のはっきりしたトレーニングを用意する、などがありました。


SAPジャパン 鈴木氏は、「グローバル人材マネジメントを実現するためのIT活用事例」ということで、各課題に対してSAPのツールで解決できるという事例をご紹介いただきました。


ベリングポイント 三城氏は、これからの人材マネジメントは、①複数主体との連携→多元化、②現場の人材課題が「見える」→可視化、③全体最適の視点で改革実行→標準化をキーワードに改革を進めていくことを推奨されていました。


人事・人材育成の分野に与えられる役割と課題は、これからますます複雑になっていくのでしょうか。「欧米か!」ではなく「グローバル化」はどこまでも進む。それに対応すべく手段を常に用意しておくことが求められるという厳しい中、いろいろなソリューションのお話を聞くことができたこのカンファレンスは、『GLOBAL MANAGER』誌に携わっている者の一人として、大変有意義なものでした。あらためてありがとうございました。


しかし、このように大勢の人の前でお話をするのは、自分にとっては至難の業です。そう思っている方がいらっしゃいましたら、弊誌『GLOBAL MANAGER』第27号を是非お読みください。「ビジネスチャンス創出の鍵、プレゼンテーションスキル」(P15〜16)ということで、プレゼンの秘訣をご紹介しています。


では、くれぐれも風邪にはお気をつけください。今年の風邪はとってもしつこいですよ!
牛原でした。