異文化経営学会にて


新しい机への引越しが無事完了し、現状まだ美しく保たれていることに大満足のYです。

これを持続するのが難しいのですよね・・・特に校了が迫ってくると、机の上は紙紙紙紙・・・
となってしまって。年明け早々が校了日なので、年末の大掃除で!というのもなかなか
難しそうです(←すでに努力放棄宣言???)。


さて、先週から今週にかけては取材やその他もろもろで、いろんな方とお会いする機会
がとても多い週になりました。なかでも週末の異文化経営学会は、桜美林大学の馬越先生
にお誘いいただき参加したのですが、なごやかな雰囲気でとても楽しいお話をお伺いする
ことができました。思いがけず、読者の方や以前『GLOBAL MANAGER』にご登場くださった
方にもお会いすることができ、その後のお話などお伺いしたりなど、楽しく情報交換させて
いただきました。


GLOBAL MANAGER』第20号にもご登場いただいた早稲田大学の白木先生とリーマン・
ブラザーズ証券 在日代表の桂木氏がご講演されました。ここでは桂木氏のお話を少し
ご紹介しようと思います。


外資の投資会社の代表をされているということで、生き馬の目を抜く業界で働く強面の
方かな???と想像していたところ、非常にものごしの柔らかい紳士で大変魅力的な方
でした!この方がホリエモンに800億を!?と意外なくらいの静かなたたずまいで。。。
ジャック・ブラック(俳優「スクール・オブ・ロック」はおもしろかったですね!)が
好きで、最新作の「ナチョ・リブレ 覆面の神様」を見てしまったのでパワーポイント
資料が作れませんでした(笑)・・・とお話を始められたのですが、資料はなくても、大変
わかりやすくそして楽しいお話をしてくださいました。


日本のリーマン・ブラザーズは1800人の従業員のうち、40%がノンジャパニーズで、
かつ40カ国以上の方々で構成されているそうです。毎日が異文化との触れあいという
ことですね。こういった環境で働く上で、常に心に留められているのが
「自分を好きになり、相手(一緒に仕事をしている人)を好きになること」
だそうです。一歩退いて自分をみつめ、認めること。それから相手を認めること。
この人のために!と思って仕事をすれば必ず通じる、ということです。そして常に笑顔。
そしてコミュニケーションのタイミングを考えること。こういったことに気を配っておられる
そうです。これは、異文化に限らず日本人同士のコミュニケーションとしても非常に大切な
ことですよね(自分ができているかどうかは別で・・・反省しきりです)。


今ちょうど来年2月に発行する第28号の取材をしているのですが、そこでも「人間同士の
コミュニケーションが大切」「人が喜ぶことをすれば自分も嬉しい」といったお話をお伺い
しています。こういう素晴らしい方々の言葉はどこかでつながっているんですね。


今日はこれから、EUビジネスマン日本研修プログラムの修了パーティーに出席してきます。
『GLOBAL MANAGER』第26号に登場くださったAlena Ecklemannさんが参加されていた
プログラムです。こんな素敵な招待状をいただきました。

それでは、いってきまーす!

異文化経営学会にご興味のある方はこちらへ。講演もそしてネットワーキングもとても役立つ
会だと思います。