Merry X'mas


こんにちは。『GLOBAL MANAGER』編集部の岩楯です。

いやー今日はX'masですねー 先週末は皆様、素敵な時間を過ごされましたでしょうか?
自分はというと(きっと全くご興味は無いとは思いますが・・・)、特に予定も無く暇すぎる自分を哀れんでくれた友達夫婦がわざわざクリスマスパーティーを開いてくれました。やはり、「持つべきものは友達なんだなぁ」と再確認いたしました。ありがとう。鈴木さんご夫婦。

「今日は親友(=「マブダチ」と読みます)のトナカイ君と一緒です♪」

さてさて今日は「クリスマス」繋がりの話題を二つほど。

一つ目は、米国留学時代に履修していたカリグラフィー(calligraphy:アルファベットの書道)の先生からこんな素敵なクリスマスカードをいただきました。ご覧ください。


カリグラフィーについて詳しくは「ウエルカムボードコレクション」様のWebsiteをご覧ください

この授業を担当されていた先生は、当時 "Chicago Calligraphy Collective" (CCC)というシカゴ地域にカリグラフィーを普及させる目的で設立された団体のPresidentを務めていらっしゃる方でした。
"Chicago Calligraphy Collective" (CCC)のWebsiteこちら

留学を終えて帰国してからもう4年が経ちました。しかし、今でも「家族は元気?」と毎年クリスマスカードを送ってきてくださる方がいるということに、岩楯の心はとってもとっても温まりました。ありがとうございました。

ちなみに、この授業で作成した作品をシカゴで開かれた展覧会に出展したところ「買いたい!」と申し出てくれたご夫婦がおりました。その話を聞いたときはとてもびっくりし、時差も考えずに実家に電話したくらいでした。(当然実家の人間はみな寝ており、だれも電話に出ませんでした・・・が〜ん)個人的には買っていただきたかったのですが、帰国間際のことだったのでうまく話がまとまらず、結局持って帰ってきました。今でもその作品は、自分の汚い部屋の片隅に人目を避けるかのようにかけられております。あらら。

二つ目の話題は、米国留学時代と繋がってくるのですが、12月8日のブログ「アミーゴのアミーゴは、み〜んなアミーゴ」でご紹介したメキシコ人ルームメートの帰国後にルームメートになったポーランド人(現在オランダ在住)に愛情いっぱいのクリスマスプレゼントを送ったことです。

プレゼントの中身は、彼の大好物だった「マルちゃんの赤いきつねうどん」2個でございます。
(お箸は付けませんでした。なぜなら彼はいつも「フォーク」でうどんを食べていたので。)

『遠く離れたオランダで、ポーランド人がすするマルちゃんの赤いきつね』 かなりシブいっす。(そう考え、嬉々としているのは自分だけでしょうか・・・)

もともと彼が赤いきつねにはまったのは、自分の母が『うちの息子はアメリカの食事が口に合わずに苦労しているのではないか』と心配し(実際にはとても口に合い、帰国までに8kg太りました・・・)、送ってきた「救援物資」の中に入っていた赤いきつねを彼が目ざとく見つけ、「とりあえず」と食べてみてからでした。

相当お気に召したらしく、いつの間にか「救援物資」のなかからすべての赤いきつねが消えているほどでした。挙句の果てには、「酒を飲んだ後は赤いきつねが一番だ〜」と日本のおっちゃん的なことも言っておりました。

そんな「赤いきつねポーランド人ルームメート」とは、夜な夜な二段ベット(自分が上で、彼が下。やっぱり二段ベットは上が最高っす。)で語り合いました。

彼との会話の中で、一番感じたのは「自分は日本の歴史を知らないなぁ」ということでした。彼は、自分の国(ポーランド)の歴史を当然のごとくよく知っており、なぜか一度も行ったことの無い日本についてもよく知っておりました。

そんなことがきっかけとなり、自分は日本についての本を読むようになりました。しかし、これも先日のブログ「ボランティア活動」でお話したとおり、まだまだ修行が足りないのですが・・・もっともっと頑張ります。

そういえば、最近、弊誌『GLOBAL MANAGER』第26号を読んでいたところ、巻頭言にご登場の中村 稔氏(独立行政法人国際観光振興機構<JNTO> 理事長/ビジット・ジャパン・キャンペーン実施本部 副本部長)が「歴史や文化を中心に自国のことをよく勉強しておくことが大切」とおっしゃっていました。まさにそのとおりだと思います。
『GLOBAL MANAGER』第26号のバックナンバーはこちら

ちなみにそのポーランド人ルームメートとは、その後ささいな事からケンカになり、自分がER(Emergency Room)送り(頭を5針縫いました。それ以来でしょうか、頭が一段と悪くなったのは・・・)になるということがありました。そんなわけで、一時は友情が断絶していた時期もあったのですが、今はこうして赤いきつねを送っております。

今日もまとまらなくなってきたので、話をまとめますと

  • 「歴史や文化を中心に自国のことをよく勉強しておくことが大切」
  • 「友達って素晴らしい」

ということであります。

それではでは。岩楯でした〜

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