日本人は肩が凝る?


先週に引き続き、節分も過ぎたのに本当に暖かい今日この頃ですね。映画「不都合な真実」が訴えている、地球温暖化の問題が現実味をおびてきていますね。

『GLOBAL MANAGER』編集部の属する広報渉外部では部員の誕生日に何か小さなプレゼントを贈る習慣があり、隣の部の迷惑も顧みず、皆で「ハッピーバースデ〜トゥユ〜」とやっています。昨秋の私の誕生日には「リフレクソロジー20分間無料券」を頂戴したので、赤坂の店に行ってきました。男性大歓迎という店の張り紙に何か安心感を抱きながら店に入ると、アロマの香りが満ち満ちて脳内の緊張がトロッと解けていくような・・・・・店内の男女比率はほぼ半々、足裏の人が多かったようですが、私は特製のイスに座り体を約30度前傾させた姿勢で「頭・首15分」「肩・背中15分」の30分コースを堪能しました。とてもやさしい施術で最後の10分間、私のデカイ頭を撫でてもらっている間はぐっすり眠っておりました。ああ気持ちいい。


足裏マッサージは10数年前までは街でほとんど見かけなかったですよね。香港に行くとそんな珍しいものがあるといって観光名所にはなっていましたが。それが今やいたるところで、「足裏マッサージ」の看板を見かけます。それと、指圧・按摩・リフレ・英国式・タイ式・バリ風などなど、要するにマッサージの店の増えたこと。私の家の近くにはなんと学割の効く店があり、30分1000円ですと。これじゃ若いうちからマッサージが癖になってしまうのではないかと余計な心配をしています。因みに私は30分1500円払っています。

日本人は外国人と比べて肩が凝るという説がありますが、どうでしょうね?

今年の1月11日付「フジサンケイ ビジネスアイ」の『よのなか万華鏡』というコラムに多摩大学名誉学長グレゴリー・クラーク氏の言葉が紹介されているので孫引きになりますが引用させていただきます。

「日本では人間関係のあり方や暗黙のルールーが非常に重要だ。だから他の人と一緒に居る時間のほとんどは、日本人は緊張を強いられ気を張っている。我々外国人にもその緊張がわかる。おそらくこれが肩を凝らせるのではないか」(JAL雑誌Agora)


クラーク先生にそういわれてみれば、そんな気もしてきますが、なんとも結論は出しにくい問題です。単純に私が思うには日本人は身長の割に胴が長いから凝りやすいかなと。我が家のカミさんは日本女性は胸を目立たせまいとして猫背になりやすく肩が凝ると珍説をのたもうています。

私は小学生の頃から肩が凝るタイプで、母親の肩をたたきながら自分も凝っていると主張していましたが相手にしてもらえませんでした。自分が凝るせいか、肩揉みは上手なほうであると思います。ただ、カミさんは肩は凝るが肩揉みはうまくなく、爪を立てるので揉まれる方は痛くてかなわんです。そして、よく彼女は寝る前に、私に肩を揉ませ、アンメルツヨコヨコを肩から背中にたっぷりと塗り、その上にペタンシップを貼って眠りにつくのです。それから数分で白川夜船。ぐっすりと。うらやましい。けど、かなり変わっている?そう、そう思うSでした。