?疑問に思うことは大切なこと


こんにちは、編集部の牛原です。
先日、朝の通勤電車で突然“キレた”女性をみました。さほど混雑していたとは感じなかったのですが、女性専用車両の中央あたりから「ちょっと、さっきから私のこと押してるでしょ!私は忙しくってあんたなんかにかまっていられないのよ!馴れ馴れしくしないで!!!」と、一気に超早口で叫んだのです。(もっと長く叫んでいましたが、要約するとそんな感じでした)???ちょっと意味不明と思いつつ一体どんな方が、とチラッとみたら目が合いにらまれてしまった。ふと気がつくと、怒りと不満で口を尖らせた女性の周囲には自然に空間が生まれていました。そんな場面はいまや珍しいことではないのかもしれませんね。世知辛い世の中です。


さて、気を取り直して 先週『GLOBAL MANAGER』第29号の取材に伺った、ウィル・シードの社長 船橋様のお話を一部ご紹介します。船橋様は、幼少期・高校時代をアルゼンチン、ブラジルで過ごされたそうです。帰国して日本の大学に入り同世代の友人と話すと、なんだか違う。世界の文化や歴史、貧困問題などを話し合うことが出来なかったといいます。ブラジルでは友人と日常的にそういった話をされていた船橋氏にとって、カルチャーショックだったそうです。 “日本人はシャイ”という点を差し引いても、そういうことについて話さない・関心がないという指摘は、自分を含め痛いところだと思いました。ほどほど豊かな島国日本ならではなのでしょうか。あらゆることに疑問を持ち、意味づけをする。パワーが要るけどとても大事なことと、あらためて教えられました。
船橋様のお話が掲載される『GLOBAL MANAGER』第29号は、5月発行予定です。詳しくは第29号をご覧ください。ご興味のある方は、こちらからお申し込みいただけます。


これからは、ちょっとしたことにも疑問をもち、自分のすることに意味づけをしていける人間になりたいと思いました。そんな直後、一歩も前に進めなくなって身動き取れなくなる自分を想像してしまう牛原でした。


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