ミツバチ失踪の謎


こんにちは。『GLOBAL MANAGER』編集部の岩楯です。

昨日は、大学時代の友人の結婚式でした。式での彼のりりしい姿を見て「あぁ立派だなぁ」と頼もしく思い、そして彼の幸せ一杯の顔を見て「自分もちょっと幸せ」と勝手に幸せに便乗させてもらいました。へへへ。結婚式自体は、自分も幸せな気分になれるから好きです。しかしショックなことに、今年後半から来年前半にかけてあと三人くらいパタパタと結婚しそうな勢いで、自分はこのままで大丈夫かと暗澹たる気分になりました。が〜ん。

「今日は新卒時に買ったスーツでビシッと決めてみました」

さてさて、今日は最近読んだ新聞の記事から気になったものをご紹介いたします。余談ですが、最近新聞を読んでいて「面白い!」と思ったものはスクラップするようにしています。というのも、あるフリーペーパーに某有名作家さんが「興味のある記事はいつもスクラップしている」と言っていたのに影響を受けたからです。自分で言うのもなんですが、なんて単純なのでしょう・・・

ご紹介したい記事は5月5日(土)のSANKEI EXPRESSの一面に載っていた「『働きバチ』失踪は食糧難の序章?(山本秀也記者)」であります。記事によりますと、ミツバチが集団で失踪するという怪現象が全米27州で発生し、米州諸国や欧州でも同様の現象が確認され始めたとのことでした。

「ミツバチが失踪」と聞いても、すぐにはことの重大性がピンと来ないかもしれませんよね??自分もその一人でした。が、記事を読み進めて行くと、衝撃の事実が。。。

記事を引用いたしますと、

昨年秋の発生確認からこれまでの半年で、全米で飼われるハチのほぼ4分の1がいなくなる深刻な事態となった。
(中略)
アーモンドやリンゴなど、農作物の3分の1が、ハチを主体とする昆虫の受粉に依存しており、米国の農業生産ではハチが年間140億ドル(約1兆6800億円)以上を稼いでいる計算になる。


皆様、ことの重大性にお気づきになりましたか?「米国でハチがいなくなる」=「米国から農林水産物の多くを輸入する日本も大きな影響を受ける」ということであります。「アメリカがクシャミをすれば、日本が風邪をひく」と言われていた時代があったようですが、今でもその関係は続いているような気がします。むしろ、"グローバル化"が進むことによって、そのインパクトは以前より強力になっているのではないでしょうか。

ちなみに、このミツバチ失踪の原因については、「感染症説」や「ストレス原因説」などが発表されていますが、解明はされていないそうです。

この話題について、岩楯は追跡調査を今後行って行きたいと思っております。

そんな感じで。岩楯でした〜

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