日米学生会議のレセプションに行ってきました


こんにちは。『GLOBAL MANAGER』編集部の岩楯です。

暑い。ホント暑い。あ〜暑いですね。外でせみがミンミン鳴いているのが聞こえます。夏ですね〜 アイスが美味しい季節です。特にバニラですね。

「最近、新しい恋人ができました・・・」

さてさて、そんなことは置いておいて、本題に入りましょう。(前置きが長いのが自分の悪い癖です。そんな性格ゆえ、何か始めようと思ってもなかなか始められず、気づいたら小1時間過ぎていたということが良くあります・・・)

先月25日にインターン中のJackくんを伴って第59回日米学生会議のレセプションに出席してきました。

日米学生会議についてご紹介いたしますと、

「世界の平和は太平洋の平和にあり、太平洋の平和は日米間の平和にある。その一翼を学生も担うべきである」という理念の下、1934年満州事変を契機に悪化していた日米関係を憂慮していた4人の日本人学生が太平洋を渡り、日本初の国際学生交流プログラムである日米学生会議を創設した。以後、太平洋戦争勃発に伴う会議中断をはじめ数々の困難を乗り越えながら、学生同士の率直な対話が相互理解を深め、平和の実現に貢献するという創設者の信念が継承され今日に至る。
日米学生会議Websiteより http://www.jasc-japan.com/outline/theme.html

という、開始当初から学生により企画・運営が行われている非常に長い歴史を持つ会議であります。

歴代の参加者には、先日他界された宮澤喜一元首相ら錚々たる面々が名を連ねてらっしゃいます。

会議は、毎年夏に約1ヶ月間の日程で開かれています。1年ごとに開催地が日米交互になっていて、今年は日本での開催の年だそうです。参加者一行はその約1ヵ月間(7/26〜8/20)で4都市(秋田、東京、京都、広島)を訪れる予定になっています。日本が初めてのアメリカの学生さんも多いでしょうから、北は秋田、南は広島まで行くのはきっと貴重な経験になるんじゃないかと思います。アメリカの皆さんの目に、日本はどのように映るんでしょうかね。興味津々です。(ちなみに、自分はまだ広島に行ったことがありませぬ・・・)

そんなわけで、Jackくんと二人でレセプションに参加し、嬉しいことにいろいろな方とお話しする機会がありました。レセプションが始まった直後は、自分とJackくんは「参加者の学生」なのか、それとも「後援団体の代表」なのかが判別つかなかったようで、誰も我々に近づいて来て下さいませんでした。(それか、二人の風貌があまりに場違いだったという可能性も大いにありますが・・・)

なので我々から話しかけ、ようやくレセプションの輪に入れてもらいました。よかった。よかった。日米双方のリーダーさんを含む学生の方々や米国大使館の方と、熱く語らせてもらいました。(その一方でハンサムなJackくんは、女学生に囲まれ楽しそうにお話してたりしてましたが・・・)

個人的に嬉しかったのは、お話させてもらった日本人学生さん(もちろん皆さん男子!)がそれぞれに熱い志を持ってらっしゃったことです。一番印象に残っているのが、海上保安大学校から参加されていた学生さんです。

海上保安大学校」という個人的に初めて聞く大学名にうかつにも興奮してしまった自分は、「どんな大学なんですか?」「何を勉強してるのですか?」などなど矢継ぎ早に質問してしまいました。まさに「質問攻め」です。彼は、自分の愚問にも近い質問に一つ一つ非常に丁寧に答えてくれました。いい人でした。

彼は現在船の操縦を勉強していて、将来の夢は、日本の外交に携わることだそうです。まさに、日本の「舵」を外交面から取るのです。日々大学で厳しい訓練に耐えている彼ならば、きっと素晴らしい仕事をやってのけてくれるはずと勝手に感銘し、なぜか自分はレセプションの場で『敬礼』し「頑張ってね」と言っておりました。自分のあまりに突然な『敬礼』に対しても動じることなく『敬礼』で返してくれた彼は、きっと大物になるはずです。間違いない。

彼だけでなく、他にも多くの熱い志を持つ青年たちに出会え、自分も頑張らねばと良い刺激を受けた岩楯でした。

日米学生会議Websiteこちら

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