Jack滞在記


こんにちは。『GLOBAL MANAGER』編集部の岩楯です。

世の中はお盆休みですが、普通に出勤しております。今朝、駅に向かうときに思ったのですが、けっこう皆さん普通に出勤してますね。それだけ、休み時期が分散傾向にあるということなのでしょう。ちなみに、今年の夏休みは9月後半にいただこうかと思っております。そして、人生初の「親孝行」とやらに挑んでみる所存であります。(今まで、どんだけ親不孝者だったんでしょうか・・・嗚呼)

「がら〜ん」

さてさて、先日ご紹介したインターンのJackくんがそろそろ帰国なので、彼の動向についてご報告しようと思います。

前回この『GLOBAL MANAGER』Blogに登場してもらってから、約3週間がたちました。あの頃に比べて一番変わった部分は、「日本語」だと思います。かなり上達しました。

日本にやって来た頃は、「オツカレサマデシタ」と言うのも一苦労でしたが、最近は「オツカレサマデス。ソレジャ、マタアシタ。」と帰っていきます。見事な「合わせ技一本」と言った感じです。

それ以上にびっくりなのが、最近は日本語に対する反応が非常に自然です。以前であれば、日本語で長い内容を一気に話されると、すぐにパニックに陥ってしまっているように見えました。しかし最近では、長く話されても冷静に聞き、知っている単語を拾って内容を推測し、返答しているようです。

よくよく考えてみれば、日本人同士が日本語で話していても、相手が言っていること一字一句完璧に理解しているかと言うと、そうではないような気がします。つまり、相手の言う単語、単語を拾って、話の内容を推測・理解しているのではないかと思います。そう考えると、Jackは自然と日本語理解の方法を会得し始めているのかもしれません。

また、「コレハ ニホンゴデ ナント イイマスカ?」と積極的に聞いてくるあたり、将来有望です。特に最近は、質問してくる表現が高度化していて、彼の上達ぶりをひしひしと感じると同時に、うまく説明ができない自分に失望することも度々です。が〜ん。

ちなみに、Jackくんのお気に入りの食べ物は、「オサシミ」です。今回の滞在で一番美味しかったのは、吉祥寺で食べた「ブリ」の刺身だと言っていました。シブい。先日も銀座で夕食に食べた「ハマチ」のお刺身にご満悦でした。自分の大好物である「ハマチ」の味がわかるとは、なかなかシブい舌を持った若者です。

いよいよ明日は、Jackくんの送別会が開かれます。ようやく日本での生活が楽しくなってきた頃だと言っていたので、とっても残念です。が、ぜひぜひまた日本に留学などで戻ってきてほしいものです。

そんな感じで、Jackくんとの別れにちょっとおセンチな岩楯でした。

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