信頼関係の築き方


こんにちは。『GLOBAL MANAGER』編集部の岩楯です。

8月に日米学生会議のレセプションでお会いした海上保安大学校の学生さんについて当ブログで熱く書き綴ってみたところ、ご丁寧にご本人から「紹介してくれてありがとう」とお礼のメールをいただきました。

ご本人に何の断りもなく書き綴ってしまったので、多少申し訳ない気もしつつ、直接ご連絡いただけたことを個人的にはとても嬉しく思いました。

ちなみに、その学生さんは現在約3ヶ月の乗船実習中だそうです。練習船で寝泊りし、ハードな訓練を12月まで続けるという厳しい環境ではあるが、日米学生会議での思い出を胸に頑張りたいとメールでおっしゃっていました。

ぜひ体に気をつけて、実習を無事やり遂げていただきたい・・・と遠く離れた東京で一人想う岩楯でした。

「乗船実習、頑張ってください・・・」

なんだかこのままだと終わってしまいそうですが、ここからが本題です。

先日、ある有名女子大の学生さん向けに『GLOBAL MANAGER』の過去の記事から就職活動の役に立つ記事を集めてご提供させていただくことになり、記事選びからデータの加工までをやってみました。

先方のご担当者のお話によると「多くの学生さんが英語を使って将来働いてみたいとは思っているものの、具体的にそれが何か見えていない」とのことでした。そこで、「英語」「国際的な仕事」等のキーワードから記事集めに取り掛かりました。

久しぶりに弊誌を創刊号から読み返してみたのですが、いろいろと面白い記事を再発見しました。

例えば、第7号では「プロ野球 外国人獲得の達人」と題して、大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)でポンセパチョレック、そしてローズなど今でも球史に名を残している外国人選手をスカウトした牛込 惟浩氏が登場されています。

その中で牛込氏は、スカウトの際の情報収集の大切さ、交渉術、そして、礼節を重んじた人間関係構築の秘訣などについて語っています。スポーツ界でのお話しですが、ビジネスに限らず広い分野に活かせる内容でした。

さて、女子大の学生さん向けに集めた記事に話しを戻すと、先ほど挙げたキーワードから7名の方を選びました。皆さん、英語を使って、グローバルに活躍されている方たちばかりです。例えば、第26号にご登場の坂野晴彦氏(JTBグローバルマーケティング&トラベル)や第17号にご登場の丸田智子氏(国際メディア・コーポレーション)です。

7名の記事を今一度読み返していて気づいたのは、皆さんのお話に何点かの共通点があることです。一つ挙げると、「上司や同僚、そしてお客さんから信頼を勝ち取るためには、頼まれたことに対してできるだけ早くレスポンスすることが大切だ」ということでした。

牛込氏もプロセスは違えど、外国人選手の入団時から退団して帰国した後まで彼らを誠心誠意フォローした結果が、今の信頼関係に繋がっているとおっしゃっています。

やはり、信頼関係を築くには、その人独自のやり方で着実に信用を積み上げるしかないのだなぁと改めて感じたのでした。

今日もこんな感じで、岩楯でした。

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