*[編集長Y]<スーパーの女
*[編集長Y]スーパーの女
とうとう最後の『GLOBAL MANAGER』が完成しました!
最後の印刷物ということで、編集部の気合もかなり入り
原稿やレイアウトの細部にわたり、最後の最後まで
いろいろとリクエストしてしまいました。ご協力くださった
編集、そしてデザイナーさんに感謝です。
そして…紙媒体最後だからというわけではないのですが。。。
誌面に登場してしまいましたvv
そんなこんなであっという間に4月が終わり、ゴールデンウィークも終了…
今年は、お休みのつながりがあまりよくなかったですが
皆様どんなGWを過ごされたのでしょうか?
私は、衣替えしたり、近所を自転車で散歩したりという地味な休日でした。
そして、DVDに撮りためていた映画を見ること。これをやってみました。
中でも印象に残ったのが、伊丹十三監督の「スーパーの女」。
スーパーが大好きな主婦、花子が幼馴染の五郎が経営するスーパーを
立て直していく、というストーリーなのですが、これが組織変革なんだ〜
と思わせる内容でした。
今までの慣行というか悪習?(鮮魚や生肉のリパック、鮮度の落ちた
ブロック肉をミンチにする、売れ残りの惣菜を弁当に入れる、などなど)
を改めようと提案する花子。
それと対立する鮮魚、精肉のチーフを含む職人たち。
最初はどうなるのか、ドキドキしながら見ていましたが、やはり
人間って自分たちのやったことに対して評価が与えられると
(=工夫した商品が売れる)嬉しいんですよねー。だから頑張れる。
はじめは惣菜売り場から、工夫が始まって、青果部隊も協力的に。
そしてラストは、ライバル店「安売り大王」に勝つ!という大団円。
花子こそが、変革を推進するリーダーなんだ!と強く思いながら
見てしまいました。
しかし…「スーパーの女」が作られたのが12年前、1996年。この頃から
製造日を変えたり、輸入肉と国産牛を混ぜたり、なんていういわゆる
食品偽装が行われていたんですね〜。
と思っていたら、またしても大阪の高級料亭で、客の食べ残しを
別の客に出していた(!)という報道が… こちらにも、花子が
必要なのでは?と思った休日だったのでした。
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