Give Up The FUNK

こんにちは。北島選手の金メダル獲得以来、通っているジムのプールでもやたら平泳ぎを
している人が多いような気がする今日この頃、荒牧です。


お盆期間の真っ只中ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
都内は電車も空いていて、全体的にどことなく弛緩したムードが漂っています。
私は通常営業中なのですが、嫌いじゃないですね、この感じは。


先日、ついに、ついに、ついにWeb化第一弾『GLOBAL MANAGER』第34号が完成しました!!コチラ
苦節半年(?)、あーでもないこーでもないと編集部一同で喧々諤々やってきた結晶を前に、久し
ぶりにプチ達成感に浸っているところでございます。



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今回の特集テーマは前回のブログで編集長が紹介している通り、「キャリア・私の道」です。皆さま
がご自身のキャリアを考える上で、非常に勇気付けられる内容になっているかと自負しておりますので、
ぜひご高覧いただき、ご意見・ご感想をお聞かせください!


さて、そんなWeb化のテンヤワンヤな日々の中にあっても、まがりなりにもHuman Resource Management
の分野に関わっている身としては、今流行りの「ワークライフバランス」を率先して実践すべく(?)、
今年も野外フェスに行ってきました!!フジロック3日間と、1日だけですがサマーソニック



ロックもブラックミュージックも好きな私としては、今年のフジではBootsy Collins(故James Brown
のバックでベースを弾いてたオジサンです)、lettuce、galactic、The New Mastersoundsなど新旧・
英米のファンク勢を楽しみにしておりました。しかし覚悟はしていたものの、ファンクの人たちは
演奏時間が延々と長いんですね〜、これが。(Bootsyさんは3時間もやっておりました)ネットリ・
ベットリしたアリ地獄のようなグルーヴに次第にお腹いっぱい、かつ疲労困憊になってしまい、最後はもう
「Give Up The FUNK」状態に。それでも苗場の夜空を仰ぎ見ると、そこから偉大なファンクの
始祖・JBさんが見守ってくれているように感じ、胸が熱くなったのでした。
あとは、フジのMy Bloody ValentineサマソニThe Verveといった90年代のUKロックのレジェンド
が期待に違わぬ圧巻のパフォーマンスを見せてくれたことも、非常に嬉しかったですね。
(あ、マイブラアイリッシュなんで正確には「UK」ではないですね)



しかし、改めてフジロックにエントリーしているアーティストを見てみると、その多彩さに驚かされます。
国籍、性別、年代、音楽性、知名度もバラバラな3日間で200組を超えるアクトを、それぞれ独自のカラー
を持つ10以上のステージに適材適所のごとく割り振っていくフェスのブッキングというのは、ある意味
企業の「人事」に近いような気さえしてきますね。


今年のフジの出演者で言うと私がカウントした限りでは、日本・アメリカ・UK・アイルランド・フランス・
ウクライナ・メキシコ・オーストラリア・ブラジル・ジャマイカ・コロンビア・ドイツといった国々
からのアーティストが参加していました。まさに「GLOBAL」ではありませんか。
そして、バンドもいればソロもデュオもDJもいて、男性もいれば女性もいる。音楽のジャンルもビックリ
するくらいバラバラだし、ビッグネームやベテランもいれば、知る人ぞ知るマニアックなアクトや
ニューカマーもいる。
そんな様々な属性を持ったアーティストたちが出演することでフェスに多様性が生まれ、それぞれ
の個性豊かなパフォーマンスがフジロックという一つのお題目の元に収束されていくことによって
ある種のダイナミズムが生まれるのだなと。アルコールとFUNK疲労で薄れゆく意識の中、そんなガラ
にもなくマジメなことを考えてしまった今年のフジロックでございました。


やはり、フェスも企業もダイバーシティが大事ということですね。


ス、ス、ス、スミマセンッ!!!


史上最高に強引なオチを繰り出したところで、この辺で失礼いたします。
みなさま、よいお盆休みをお過ごしください。