【アラマキより】みなさま、よいお年を!!

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みなさま、こんにちは。
本日まで通常営業中のアラマキです。Gm読者の皆様の中では、もう冬休みに入られた方
もいらっしゃるのではないでしょうか。電車もやや空いているような感じでしたね。
私は本日が年内最後の出勤日、このブログが最後の大仕事(?)になっております。


さて、1カ月近くブログを止めてしまって、スミマセンでした!!
年末ということで(?)特にネタがないので、今回は告知系のアップにしたいと思います。


『GLOBAL MANAGER』39号は無事にアップロードされ、現在絶賛公開中でございます。


最新号はコチラから。
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そして、クリスマスイヴの24日にはWeeklyグロマネも2つほど更新しております。


まずは、ヘンテコイラストから文化や風習の違いが学べる人気コンテンツ「私の失敗談」。
今回はイギリス駐在経験を持つ方からの投稿です。


「えっ、イギリスではクリスマスの時に○○○が○○○しちゃうの!?」

僕は知りませんでしたが、編集部イイジマは似たような経験をしたことがあるそう……。
ますます冴えるシライケン画伯のイラストも必見です!
コチラからご覧ください!


そして、INFORMATIONでは『四季の歓び』という書籍をご紹介しています。芭蕉や蕪村など、
日本古来の有名な俳句に英訳と解説、写真などがついた注目の1冊。リベラルアーツの重要性
をよくご存知のGm読者の方にぜひオススメしたい作品です。
そして、なんと今回は版元様のご好意により同書を10名の方にプレゼント!
コチラから閲覧&ご応募ください!


そしてプレゼントつながりで、今号もアンケートにお答えいただいた皆様の中から20名様に
TOEIC®テスト新公式問題集 Vol. 4』が当たるキャンペーンを実施中でございます。
いよっ、太っ腹!!
ということで、コチラからジャンジャンとアンケートにお答えいただければ幸いに存じます。


こんな感じで、年末も『GLOBAL MANAGER』は動いております。年末年始のお供に(?)、
ぜひ各コンテンツをご覧ください。


……ということで、来年も『GLOBAL MANAGER』並びに当ブログをよろしくお願いします!!
今年後半はややサボりがちになってしまったブログのアップも、また頑張っていきたいと思います。
来年1発目のブログでは、引っ張りに引っ張りまくる芸風が各所で話題を呼んでいるイイジマ作
「ウィーン珍道中」が、ついに衝撃のラストを迎えます。
こちらもお楽しみに!


それでは、みなさまよいお年をお迎えくださいませ。

  GLOBAL MANAGER最新号が11月30日(月)に発行されます。





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みなさま、こんにちは。
本日は順番をまちがえてイイジマがお送りいたします。


GLOBAL MANAGER39号がいよいよ完成となりました!
最新号の特集は「人を動かすマネジャー」というテーマでお届けします。
これまであまりご出演いただくことがなかった技術者の方もご登場です。

これからの時代、本当に必要な人材とは?
どのように部下をうまく育成すればよいのか?

そのヒントがちりばめられた内容となっております。
来週月曜日(11月30日)にアップされる予定ですので、みなさまどうぞお楽しみに!

現在の最新号(38号)はコチラから。
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今日は非番なのでJで盛り上がるのはお休みしておきまして、
ダイバーシティin Japanについて書かせていただきたいと思います。

狭い日本の中にも存在する文化や習慣の違いというものは本当におもしろいなといつも思います。
外国のように建物や風景、言葉などがガラリと変わるということはなくとも、
やはりそれぞれで違う点は明らかに存在するのですよね。
それを見つけたとき、その旅はいっそうの面白さを感じさせます。

今もやっているかわかりませんが、以前何度か見た番組がおもしろく、
都道府県出身の芸能人が、自分の土地の文化や風習、食べ物のことなどを話す
というものでした。
何度かだけでそれほど多く見たわけではないのですが、
いつもあの番組には「ほぉ〜」という声をあげてしまいます。


そのうちのいくつかを。


<名古屋編>
・だいたいの飲食店にミックスジュースがある
・喫茶店がまるでファミレスのようで、日曜日などに家族で車に乗って出かける


<大阪編>
・男性がブランドの財布を持っているのが当たり前
・粉の食文化


<長野編>
・小学生の頃から学校行事はいつも山登り。しかもアルプスなど、大人の本格的な登山並み


などなど、本当におもしろいものです。
みなさまの故郷にも、独特な文化はありませんか?
「東京に来るまでは普通だと思っていたけど、実はうちの県だけ?」
というのは、多くの人が経験していることではないでしょうか。


ちなみに、私の友人がご主人の転勤で名古屋に2年ほど住んでいた頃、
ママ友達に、
バスキン・ロビンスに行きましょうよ」と誘われ、何のことかわからず困ったと言っていました。
後から判明したのですが、アイスクリームの「31(サーティーワン)」のことのようなのです。
名古屋ではそう呼ぶのですねぇ。(これはそのお友達だけ?)


また最近、福岡出身の友人が、おでんに牛筋が入っていないことに驚いていました。
「牛筋が入ったらそれはもうおでんと違う種類のものになるのでは?」
という私の言葉をよそに、今度はちくわぶを見て、なんじゃこら〜と不思議顔を見せました。
福岡のおでんにちくわぶは入っていないそうですね。


外国人とだけじゃなく、東京に住んでいれば他県の文化や風習の違いがそこかしこに溢れています。
困惑することもあるかもしれませんが、それよりも楽しんだ方がオトクですよね。


ということで、ダイバーシティを応援する『GLOBAL MANAGER』を
これからもどうぞよろしくお願いいたします。 m(__)m まとめ


来週月曜日発行の『GLOBAL MANAGER』39号をお楽しみに!!






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  ウィーン超珍道中 <中編〜恐怖の男・続〜>





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みなさま、こんにちは。
更新がだいぶ滞っており、大変申し訳ございません!
GM39号の制作がてんやわんやしてきましたため、
ブログにはなかなか手が回りませんでした・・・。
なので、今回はあまりJの核心に迫ることのない記事となっておりますです・・・!!


ちなみに『GLOBAL MANAGER』最新号は今月30日にアップされる予定です。
みなさま、どうぞお楽しみに!


38号のアンケートにはたくさんの方々からご回答をいただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございますm(__)m
今後、誌面の充実をはかる上での参考にさせていただきます。
そして39号でもまたどうぞよろしくお願い申し上げます。



先日11月3日文化の日は気持ちの良い秋晴れでしたね。
ところでご存知の方も多いかと思いますが、
文化の日は晴れの特異日といわれており、過去30年間を見ると7割が晴れなのだそうです。
でも近年で見てみるとその確率はどんどん崩れていき、
最近5年間で見ると雨の日の方が多いほどにまでなってしまいました。
地球温暖化の影響らしいのですが、この温暖化問題は日々のいとなみのなかでも
実にさまざまな影響を与えているのだということを感じると恐ろしいです。





ではでは、本日もしつこくウィーン珍道中の続きでございます。 よ!
思いがけず長くなってしまってすみません。一体いつになったら後編にいくのでしょう!?
前回の記事はこちら→ 1話目 2話目 3話目
楽しさ4倍です、はい!




「ホテルで男と歩いてたおぼえなんてない」


オーナーのまさかのこの言葉に私たちは心底驚きました。
だって、たった10分くらい前のことを聞いているのに、そんな返事が返ってくるとは夢にも思わなかったのです。


私とMは、つい10分ほど前のことで、オーナーはふたりきりでその男と階段を下りてきた、
だから、覚えていないわけがない、ということを必死でうったえましたが、
私はもどかしくなってついにお姉さんから受話器をうばいました。


水色のシャツを着ていた、セーターを肩にかけていた、白のズボンを履いていた、
ほんの10分前にあなたは男を話しながら階段を下りてきた・・・・ということを必死に伝え、
「あぁ、彼ね」とオーナーが思い出すのを待ちました。
しかしオーナーは「何のことを言っているのかまったくわからない」の一点張りです。

このオーナーはなぜシラをきるんだろう、こんなアジア女子2名を怖がらせて何の得があるんだぃ、
あるいは本当におぼえていないだけ? でもたった10分前のことを覚えていないってありえるのかしら。
やっぱりJとグル・・・・? それともただのバカ・・・・?
私たちの頭の中でいろいろな思いがぐるぐるとめぐります。


「それで、その男がどうかしましたか?」と聞いてきたオーナーに、これまでの経緯を話しました。
するとオーナーは少しの沈黙の後、「何かあったらこの携帯にお電話ください」とだけ言いました。
私たちはオーナーのそんな態度に腹が立ってくるやら恐怖で凍りつくやらで、
せっかくの旅行がまーーーったく楽しくありません。
Mなんてわざわざ日本から来ているのにさらに気の毒です。


「大丈夫、安心して。もし怖かったらいつでもフロントに来てちょうだいね」
お姉さんは優しくしてくれます。
やはりJとはグルじゃないのね・・・。お姉さん、信じていいのね・・・。
お姉さんだけがここウィーンでは私たちにとってマリア様のようです。


なんであんな男にウィーン紀行をジャマされなきゃならないのかと、私の感情は次第に怒りに変わっていきました。
ロンドンからオーストリア 正確にはスロバキア に降り立ってもう3時間くらいが経過しています。
たったの1泊2日旅行なのに3時間も無駄にしてしまった・・・。にくきJとオーナーめ。



ところでMは昔からひじょーーーに怖がりな女。
霊的なものも、スリルな乗り物も、高いところもすべてダメです。
中学1年生くらいのときだったでしょうか、デパートの上に特設されたお化け屋敷に
無理やり一緒に入らせたことがありますが、それはそれはもう大変でした。


「ぎゃーーー」「無理ーーーー」「やめてーーーー」とものすごい雄叫び、
私のTシャツを引っ張りまくってテロンテロンにする、
ついには腰が抜けたようになり、膝ががくがくになって立てなくなってしまったのです。
めんどくさいな、この女・・・・と思いました。


しまいにゃ後ろを歩いていた老夫婦に
「ちょっとおばさん、何やってるの、早く来てよ!!」とキレながら助けを求める始末。
たかがお化け屋敷であそこまで恐怖を感じるM・・・すごいです。ある意味オトク?
その姿を見て、私は二度とこの女をお化け屋敷や高いところなどには誘うまいと誓いました。



そんなMですから、このときには人の何倍もの恐怖を感じていたことでしょう。
顔を見ると恐怖でかなりこわばっています。
私は「ここにいてもしょうがないから観光に行こう、きっともうどこかへ行ったよ」と、Mを促しました。
Mも同じことを思ったのか、すぐに首を縦にふりました。


でも油断は絶対に禁物、再びウィーン南駅へと向かったタカとユージでした。
ウィーン南駅につくとインフォメーションの窓口の列にまず並びました。
明日の帰りのため、ブラスティラバ空港に直接行くバスがこの駅から出ているのか聞きたかったのです。
並びながらJとオーナーのことで話は持ちきり。


「ほんとになんなのさ・・・」
「ホテル、変える?」
「え・・・今日の今日で見つかるかなぁ・・。しかもキャンセル料が発生するし」
「命には代えられないわよ!」
「でも・・・でも・・・・」


そこへ

「ビッテ(どうぞ)」


今まで閉まっていたもうひとつの窓口が開いたようでした。
しかし、駅の騒音も手伝って、私たちにはおじさんの声が届きませんでした。
すると、


「ビッテ!」 (訳:どうぞって言ってんだろ!)



「ビッテ!!」 (訳:早くしやがれ!)



と、ドスのきいた声が大音量で聞こえてきて、
私たちはようやく自分たちの番になっていることに気づきました。
恐る恐るそのおじさんの窓口へ行き、ブラスティラバ空港への直通バスについて尋ねる私たち。
すると、おやじ、眉間に深いシワを寄せて


「あのねぇ、ここはバスの窓口じゃないんだ、電車なんだよ! バスのことは別のところで聞きな」


などと言うではありませんか。
日本語にすると本当にこんな剣幕・・・・。
なぜインフォメーションの人にこんなに怒られてるのか・・・・再びあうあうする私たち。
もはやオーストリアの人たちみんなが恐怖を与える国民のようになりました・・・。 チーン









じぇ、Jとはその後どうなるのでしょう!?
そして次回はウィーンの市街観光に繰り出します!
どうぞお楽しみに!!
そして何より、11月30日(月)アップのGLOBAL MANAGER 39号をお楽しみに!!!!!!






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エア・カラオケ勉強法



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みなさま、こんにちは。
「きちんと自分の番は守る」宣言をした次の回から、早速ブログアップが遅れてしまったアラマキです。スミマセンでした!
欧州紀行をコンスタントにアップするイイジマに頭が上がりません……


さて、もうすっかり秋も深まり、徐々に年末の足音さえ聞こえてきそうな今日この頃。
先日、富士山の麓にある朝霧高原に遊びに行って参りました。



秋の澄み渡った青空の下、富士山がこんなにキレイに見えました!
「海もいいけど、やっぱり山もいいよね」と思わず独りごちてしまうくらい雄大な景色でございました。


と、そんなこんなしているうちに、もうちょっとで今年も終わりですね。
早いな〜、なんて感想をお持ちの方もたくさんいらっしゃるんではないでしょうか。
なんか、年をとるにつれてだんだん時間が経つのが早くなってくる気がしますね。
何なんでしょうか、この感覚って。


さて、編集部では現在、次号(39号)の取材であちこち飛び回っております。
残すところ取材も1本だけとなり仕込みはほぼ完了、これから原稿の形に料理していくところでございます。
11月下旬にはアップロードさせていただきますので、いましばらくお待ちくださいませ。


現在の最新号(第38号)をまだご覧になっていない方は、コチラからどうぞ!


TOEIC®テスト新公式問題集 Vol. 4』があたるアンケートも実施しておりますので、
コチラからぜひぜひアンケートにお答えください。
締め切り(10月31日)が迫っておりますので、ドシドシご応募ください〜。



また、サブコンテンツ「英語勉強法」は、38号の「志のチカラ」にご登場いただいたミュージシャン・GOMAさんの勉強法をご紹介しています。コチラもぜひご覧くださいませ!


こちらの「英語勉強法」は、本誌にご登場いただいた方のご経験に基づいた独自の勉強法をご紹介しているコーナー。


弊協会でもTOEIC®テストの実施・運営をしているくらいですから、当然、海外在住もしくは留学経験者など、英語に関してそれなりのバックグラウンドを持っている人間も少なくなく、私なぞはまったく歯がたちません。(欧州紀行でおなじみの(?)編集部員・イイジマもロンドン在住経験を持っています)


最近、英語の勉強もサボりがちなアラマキ。科目としての英語は昔から好きで、英語の勉強も決して嫌いではなかったんですが、いま振り返ってみて一番役に立ったなー、と思っている「勉強法」があります。(勉強、という意識はあまりなかったのですが・・・)


それは、「洋楽の歌詞を覚えること」。
小学校高学年のころから洋楽には興味があったので、学校の勉強以外にそんなことをしていました。


歌詞カードを見ながら、曲のメロディに合わせてソラで歌えるくらい覚えてしまう

対訳を見て、意味も覚えてしまう(わからない単語は調べる)

メロディのある歌のフレーズとして覚えるので、覚えやすい。

意味を覚えてしまえば、会話などでも自然に感覚的に出るようになる


こんなプロセスだったような気がします。


そんなことを繰り返しているうちにエア・カラオケ(?)のレパートリーも増え、ある時期から好きな曲の歌詞は(一部だけでも)覚えてしまおう、というのが習慣になりました。
そうこうするうちに、「まず歌詞カードを見ないで耳だけでコピってみる→そして歌詞カードでそれを確認してみる」という応用編(?)も編み出し、飽きもせずに喜々としてやっておりました。(これは、いまでも無意識にやってしまいます)


英語はある程度「土地勘」のある分野で勉強した方がいい、とはよく言われることですが、私の場合はたまたまロックを中心とした洋楽が好きだったのでこんな勉強法をしていました。
音楽そのものもそうですが、そのアーティストにまつわるストーリーやその曲が歌われる背景の方にむしろ興味があったので、歌詞の世界に入りやすく続けやすかったのかもしれません。


ロックの歌詞なんて、あまりお行儀のよい言葉づかいばかりではありませんし、三単現のSなんて無視されたりすることもしょっちゅうあります。”She Don’t Know Me”とか”Your Mama Don’t Dance”なんて出てきたら、混乱しちゃいますよね。


でも、むしろ「実際の会話ではそういうこともあり得るんだ」という学校の授業では学べないようなことを、ロックの歌詞が教えてくれたような気もしています。
また、特定の文化的・時代的・地理的背景を知らないと理解できない歌詞もあるので、言語に付随して学べることも多く、思えばロックの歌詞で初めて知ったことってたくさんあったなー、なんて思ったりもします。


って、そんなに大げさな話ではないのですが、やはり英語の勉強は好きな分野で学んだ方が効果的、これだけは経験上申し上げることができるかなと。
そんなことを思いついた次第です。いま、書きながら(笑)。


これからも、さまざまな方の勉強法をご紹介していきますので、今後とも「英語勉強法」
コーナーをよろしくお願いします!!


次回のイイジマブログは、ついにウィーン珍道中の最終編をお届けします(予定)。
衝撃のラストがいよいよ明らかになります!


みなさま、お楽しみに!!



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  ウィーン超珍道中 <中編〜恐怖の男・続〜>





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みなさま、こんにちは。台風は大丈夫でしたか?
我が家は外にいつも置いてあるゴミ箱が飛んでいってしまい、ご近所の方が拾っておいてくれた
ということ以外は特に何もありませんでした。
が、ボロ家なので崩壊しないかかなりハラハラしました・・・。
地震がきたら100%全壊まちがいなしの古い家なんです。


前回のお知らせメールより、たくさんのアンケートならびに「私の失敗談」のご投稿をありがとうございました。
みなさまのご協力に心より御礼申し上げます。m(__)m
「私の失敗談」は多くの読者さまからご好評をいただき、編集部一同大変喜んでおります。
エピソードは随時募集しておりますので、フォームよりどうぞよろしくお願いいたします。

 

ところで、こちらのGMブログですが、毎週更新しているのにはふたつの目的があります。
ひとつは『GLOBAL MANAGER』の既読者のみなさまに編集部を身近に感じていただきたい、
もうひとつは、初めてご覧になっていただいた方を『GLOBAL MANAGER』にお誘いすることです。
そんなわけで、少しでも「面白い!」と思っていただけましたなら、
ぜひ、グローバルな視野を育むビジネスweb情報誌『GLOBAL MANAGER』へどうぞお越しくださいませ。m(__)m
登録無料、役立つ情報やオトクな情報満載でお届けしております!!



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さてさて、今回のイイジマブログは、ウィーン珍道中・謎の男純一の続きでございます。
前回の巻前々回の巻も読んでいただけるとなんと楽しさ3倍!!








階段をのぼって部屋に向かう私たちの目に飛び込んできたのは、
ようやく逃れられたと思っていた、あの謎の男でした。
私とMは凍りつき、その場から動けなくなりました。


しかも男はこのホテルのオーナー(男性)と一緒に階段を下りてくるのです。
私たちは何が起こったかまったく状況を飲み込めず、ただそこに立ち尽くすばかり。
後ろからつけてきたものが前から来た・・・この恐怖はなかなかありません!


男はオーナーと何かをドイツ語で話ながら私たちの前を通り過ぎていきました。
通り過ぎる際、男は目だけでこちらを見て、やはりニヤリと笑うのです。
その不気味な顔は、一生懸命撒こうとしていた私たちのこれまでの行動をあざ笑っているようでした。


男とオーナーが降りていくと、私とMは急いで階段を上り3階の部屋へと駆け込みました。
そして、廊下に男がいないことを確認すると、急いでドアを閉めて施錠しました。


「あわわわわわゎゎゎわわ・・・・なんでなんでなんで!?」
「しかもオーナーと一緒だったわよ!」


もう何が何だかわけがわからず、なぜ男はこのホテルを知っていたのか、どうしてオーナーと一緒にいたのか、
このホテルで何をしているのか・・・など私たちは部屋でいろいろなことを考えました。
そして出た結論


オーナーと純一はグル

そうなると、鍵をかけておくだけではオーナーが男に鍵を渡したらおしまいだ、という考えに至った私たち。
大慌てで、部屋にあった椅子やらベッドの横のサイドテーブルやら、
とにかく重みのあるものを片っ端から集めてドアの前に置いていきました。
腕にも腰にもけだるさを感じながら「ウィーンに来てこの仕打ち・・・」と悲しさがこみ上げてきます。


一通りのものをドアの前に置き、男(とオーナー)の侵入はひとまず防げたかのように思えました。
疲労からベッドに倒れこむと、Mが力なく言います。
「このベッド、すごくキレイでお姫様みたいだわよ」
たしかに、美しい彫刻が彫られたベッドにふわふわのお布団、おとぎ話のお城に置いてありそうなベッドです。
「ほんとねぇ。あぁ、ゴロンと寝転がってリラックスしたいのに・・・純一のせいで」
「あんた、もう純一なんて爽やかな名前であんな奴のことを呼ぶのはおよしよ。
 あんなやつ“J”で十分」 でもやはり純一は引きずる
ドアの前の椅子やらテーブルやらを眺めては深いため息が出ました。


が、このまま部屋に留まるわけにはいきません。せっかくウィーンに来たのだから観光に行きたいのは当然です。
フロントに電話しようともしましたが、安いホテルのせいか、部屋に固定電話はついていませんでした。
しかもここは3階。窓から降りられないことはないけれども、できれば最終手段と考えたい。

つまり、私たちは袋小路に追い詰められているわけです。


超心配性&妄想族の私と超怖がりなM。
ベッドに腰掛けながら、途方にくれました。


私「がんばって3階から降りてみようか・・・」
M「それより、助けてーって叫んだ方がいいんじゃない?」
私「それってドイツ語で何て言うの?」
M「あー、こんなことなら大学の時にもっとちゃんと講義を受けておけばよかった」


私「いずれにしても、ここにいても仕方がないから少ししたら部屋から出るしかないよ」
M「でもどうやって出る? 廊下にはJとオーナーが待ち受けているかもしれないのよ」
私「あぁ〜、女子だけの旅ってこんなに危ないのねぇ。まさかこんな目に合うなんて。
  誰でもいいから男子を連れてくりゃよかった・・・」
M「スメリーだったら来たんじゃない?」
私「え、それはいや・・・」


Mと私はもう完全に狼狽しまくりです。
ちなみに「スメリー」とは、風呂が大嫌いでいつも異臭を放っていた近所の男子ジョンのこと。
最初は「スメリージョン」と呼ばれていましたが、最近では「ジョン」すら割愛されています。


こんなところで足止めを食らっていることへの苛立ちはつのり、ついに頂点に達した私は、
「もうにっちもさっちもいかないから、行こう!」とMの手を引っ張りました。
「ぎゃー怖いよ〜〜〜!!」


私たちは少しずつドアの前の家具をどかしていきました。
護身のために、畳んだパイプ椅子を両手で前に掲げながら、私が先に歩いていくことになりました。


私「さぁ、ドアを開けてちょうだい!」


私の言葉を合図にドアを勢いよく開けるM。
またもやタカとユージが私たちに降りてきました。
壁づたいにゆっくり歩きながら、角を曲がる度にパイプ椅子をブンブンふりかざします。いよいよバカ?


へとへとになりながら、なんとか無事に1階のフロントに到着です。
ひとまずJに襲われなかったことに安心しながら、フロントのお姉さんに事情を話しました。
男の特徴、私たちがホテルを出てからずっと付けられていたこと、
滞在先を知られないように、戻ってくる時に必死で撒いたこと、
そうかと思ったらオーナーと一緒に階段を下りてきたこと・・・。


ほんの10分くらい前のことだから、オーナーに聞けば絶対にわかるはず、
電話して聞いてみてほしい、このままじゃ安心してこのホテルに泊まれないということを必死に訴えると、
そのお姉さんは「それは大変ね」と心配してくれ、その場でオーナーの携帯に電話をしてくれたのです。
ドイツ語はわかりませんが、受話器の向こうのオーナーに懸命に説明してくれる様子に、
「このお姉さんはグルじゃないわね」などとMと話しながら、電話が終わるのを待ちました。


「あの人はオーナーの友達で、怪しい人じゃないから安心して」


・・・そんな言葉を期待していました。
とにかく早く安心したい。せっかくウィーンに来たのに!
オーナーよ、頼む!!!!



しかし、電話を切った後のお姉さんの言葉に私たちは耳を疑いました。


「オーナーはホテルで男と歩いていたおぼえがないって言ってるわ」


                 チャチャチャ チャチャチャ チャ〜ラ〜





Jに降格してしまった純一、いよいよ怪しさ満点です。
そしてさらに怪しいのがこのホテルのオーナー。
ふたりの運命はもしかしたらこのオーナーが握っているのかも!?


来週は編集長アラマキによる記事になります。
みなさま、どうぞお楽しみに!




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  レイジ・アゲインスト・ザ・診察マシン





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ブログの更新が微妙に遅れがちな今日この頃、アラマキです。
かろうじて週1回のアップを目指している当ブログですので、きちんと自分の番
は守るべくがんばります!!


さて、いよいよ10月に突入し、もはや完全に秋モードですね。職場でもネクタイ
着用に再び戻りまして、これもこれで何となく慣れてしまうものです。ネクタイ
の結び方も、再びこなれてきました(?)


さて、『GLOBAL MANAGER』38号はもうご覧いただけましたでしょうか?
まだの方はコチラからお願いします!!


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また、新しく立ち上がったサブコンテンツ「私の失敗談」、第2回目のエピソードが
アップされました! 近日中に誕生日や祝いごとを控えていらっしゃる方には特に
参考になるかと存じますので(?)、ぜひご覧下さい!
http://webmagazine-globalmanager.com/contents/vol038/miss/index.html
みなさまからの「失敗談」も随時募集しておりますので、投稿フォームからぜひ
お送りくださいませ。採用者には何とクオカード3000円分をプレゼントいたします
ので、奮ってご応募ください!


また、編集部では既に39号の取材が始まっております。11月下旬には皆様にお届け
できるかと思いますので、いましばらくお待ちくださいませ。


さて、先日、会社の健康診断に行って参りました。


今年は3●歳診断をいうことで、生まれて初めてバリウムなるものを飲んできたのですが、
噂以上のマズさにすっかり撃沈して帰ってきました。
飲まれたことがある方も多いかと思いますが、なんと表現すればよいのでしょうか、
あの味は。味というより、食感(飲感?)ですね。異様にドロっとした白色の液体
(というよりセメントみたい)を一気飲みさせられ、その上粉末の炭酸のようなもの
を2度飲まされるのです。


そして、宇宙飛行士の訓練施設のように回転する診察マシンに乗せられ、オペレーター
の方からの「あっち向け、こっち向け」の指示に甲斐甲斐しく応じているうちに、
すっかり気持ち悪くなってしまいました。そして、ほうほうの体で診察マシンから
解放されると、最後に下剤2錠を渡され検診はフィニッシュ。
お茶を一杯飲んで、何とか一息つきながら医院を後にしたのです。


しかし、本当の地獄は診断後に待っていました……。
その後のお腹の中のバリウムとの格闘については、お食事中の方もいらっしゃるかと
思いますので、詳細は割愛っていうか、自主規制させていただきます。


もう、バリウム飲みたくないです、私。




でも、今回の健康診断で一番ビックリしたのは、3●歳にして何故か背が1.2センチ
ほど伸びていたことです。午前中に診察を受けたせいもあるのかもしれませんが、
若干心当たりがあるとすれば、昨年から始めたヨガでしょうか。
知り合いがヨガのグループを主宰しているので、そこで地味に続けているのですが、
思わぬところで効果(?)が表れたのかもしれません。
(実際、知り合いもヨガで身長が伸びたそう)

ヨガというと女性のイメージを持たれる方が多いと思いますが(実際、ヨガのクラス
では圧倒的に女性が多いです)、サーファーの間でも筋力アップや、柔軟性・バランス
感覚を養うために取り入れている人が多いのです。ボクもサーフィン仲間に勧められて
始めたのですが、徐々に身体が変わっていくのを実感しています。


っていうか、背が伸びたくらいですから(笑)。
なんでも継続が大事なんですねー。


他にも普段からスポーツクラブなどで身体を動かすようにはしていますが、やはり身体
の調子がいいときは、たいてい精神的にも調子がいいものです。逆に身体が重かったり、
体調が優れないときは精神的にも沈みがちですよね。
「健全な魂は健全な肉体に宿る」などとも言いますが、これは誰もが経験上実感して
いらっしゃることではないでしょうか。


エグゼクティブの方に若手ビジネスパーソンへのアドバイスを求めたときに、「健康」
や「体力」の大事さを挙げるケースもありますが、昔は「へっ、そんな当たり前のことを。
もっと大事な要素があるだろっ」くらい思っていましたが、いまならその意味が
わかるような気がします。



昨年こんな本が話題になっていましたが、本の内容の真偽はともかく、このブログを
ご覧になられているビジネスパーソンの方の中でも、普段から筋トレをしたりトレーニン
をしている方もきっといらっしゃるかと思います。


とりあえず、身体を鍛えてみる。鍛えるまでいかなくも、普段の生活の中で自分の身体を
意識する機会をつくってみる。こんなことも、ビジネスにおいて継続的に高いパフォーマンス
を発揮していく上では必要なのかもしれないですね。


私も今まで以上に自分の身体というものを意識するようにしようと思った、今日この頃で
ございました。
でも、バリウム&診察マシンだけはもう勘弁だけど……。


というわけで、次週のイイジマブログもお楽しみに!!
みなさま、ご自愛くださいませ。

  ウィーン超珍道中 <中編〜恐怖の男〜>





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みなさま、こんにちは。
シルバーウィークはお出かけになられましたか?
私は家族となぜか多摩動物公園(東京・日野市)に行くことになりました。


敬老の日にちなんでか、その日まで1週間ほど60歳以上のシルバーの方は入園無料でした。
母親は身分証明書を持っていなかったのですが、入園所で生年月日を言えばOKとのこと。
それを聞いた母親、
「60歳超えてますなんて口で言ったって信じてもらえないわよ〜」
「今日に限って身分証明書を持ってないなんて・・・あぁもったいない!」
と本気で悔しがりモードに。
・・・しかし、えぇ、なんの疑いの余地なく入れていただけました。


ところでこの多摩動物公園に行かれたことはありますか?
山を切り開いてできた、広大な面積を誇る、日本最大級の動物園なのでございます。
豊かな自然の中で、昆虫からゾウまでさまざまな種類の動物をピクニック気分で鑑賞できるのが魅力。
ライオンを間近で鑑賞できるライオンバスも昔と変わらず大人気です。


動物園の中はアフリカ園やアジア園、オーストラリア園などとコーナー分けがされていて、
オーストラリア園ではやはりコアラとカンガルーが目玉となっています。
ぴょんぴょん飛び跳ねる姿をテレビで見て以来、すっかりカンガルーファンになってしまった私。
「カンガルー園へようこそ!」と書かれた門をくぐり、初の生カンガルーとのご対面です!



もっと感動させて







さて、グローバルな視野を育むビジネスweb情報誌『GLOBAL MANAGER』は
リニューアルに伴い「ほぼ週刊」の「Weeklyグロマネ」を下部に設けることになりました。
昨日(9/24)は「information」にてインデックス・ファンドの創始者ボーグル氏の最新著書がアップされました。
来週には「私の失敗談」がアップされる予定です。


「すべてのコンテンツ」ではなく「何かしら」がほぼ週刊くらいのペースでアップされるという
ややゆる〜いものですが、よろしかったらちょこちょこ覗きに来てくださいませ!
「私の失敗談」は引き続き投稿をお待ちしております m(__)m


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「私の失敗談」へのご投稿はコチラからどうぞ (^з^)/


今回のイイジマブログは、ウィーン珍道中の続きでございます。
前回の巻も読んでいただけるとなんと楽しさ2倍!



さてさて、出端からへとへとになりながらブラティスラバに到着した私と幼馴染みのM。
地方の国内線の空港と見間違うほど小規模のブラティスラバ国際空港に到着すると、
ウィーンへの列車が走る駅へと向かおうとした私たちにいきなりの壁が。


「ユーロは使えません」


オーストリアへ行こうとしていた私たちはポンドをユーロにしか換金していませんでした。
たかが通過するためにスロバキアのコルナに変えなければなりません。
みなさまもこんな経験があるかと思いますが、これって面倒&赤字ですよねぇ・・。
スロバキアの通貨も2009年1月1日にユーロに変わりました。

しぶしぶユーロをスロバキア・コルナに換金し、バスに乗って駅へ向かった私たち。
憎々しい長い前置きが終わり、ようやく「to Vienna(Wien)」の乗り物に乗れました。
ブラティスラバを出発して1時間ほどでウィーンに到着。苦労の連続の後だったので喜びもひとしおです。




Wikipediaより




宿泊先は、ウィーン南駅から徒歩5分ほどのホテルです。
荷物を置きたかったため、観光の前にチェックインを済ませようと、まずはホテルに向かいました。
こじんまりとしていましたが、中はキレイでこじゃれたホテルです。

しかし、まだ掃除をしていないから荷物を部屋の中に置けない、少し待っていてくれと言われました。
お腹が空いていた私たちは、その間に近くで食事をしてこようということになり、
荷物をフロントで預かってもらい、ごはんを求めていったんホテルを出ました。

「何食べよう♪」「オーストリア名物ってなにかしら」などとキャピキャピしながら、
駅の方向へ歩いていきました。その通り道にも洋服屋さん、模型屋さん、花屋さんなど
いくつかお店が並んでいて、時に足を止めながらお散歩気分で歩いていました。
旅の疲れは一気に吹き飛び、ふたりともすっかりご機嫌です。


──しかし少しして、私はふと違和感を覚えました。

5メートルほど後ろにいる、私たちと歩調を同じにして歩く人物の存在がその原因のようです。
そっと後ろを振り返って見ると、それは背が高くメガネをかけた30代後半くらいの男でした。
服装は石田純一風(←肩にひっかけたセーター、素足に革靴)。
初めて訪れたウィーンで知り合いなどいないし、つけられる心当たりなんてもちろんない私たち。
偶然かしらと思いつつも警戒して様子をうかがっていました。

しかし、私たちがお店のショーウィンドウで止まると、男も止まる。
歩き出すと歩き出す。レストランのメニューを見るために止まると、男も止まる。
また歩く。止まる。歩く。止まる・・・。
男は後ろで同じ動作を繰り返し、決して私たちを追い抜かしていかないのです。

私はMに「あの石田純一風の男、私たちの後を付けて来てるんじゃないかしら」と言いました。
すると、どうやらMも同じことを感じていたようです。
「あそこのカフェでごはん食べようよ」とMに提案しながら、
男がそのカフェを通り過ぎて行き、「勘違いだったわね」「これだから女っていやぁねぇ」などと
ふたりで被害妄想を笑い合う場面を期待していました。


しかしそんな期待をよそに、男は堂々とそのカフェに入ってくるではないですか!
「ちょちょちょ、ちょっとちょっと、入ってきたわ〜!」

しかも男はじーーーーっとこちらを見つめ、目が合うとにや〜っと笑います。
私たちは恐ろしくなりながらもとりあえずご飯を注文、男はビール1杯だけ注文しているようでした。
ご飯を食べている間も、遠慮なくまっすぐ向けられる視線が気持ち悪くて味なんてわかりません。
食べたらすぐ出ようと決め、とにかく急いでかっくらいました。

そして食べ終わるとすぐにお会計を済ませ、急いでカフェを出ました。
これでこんな気持ちの悪い男とはおさらばできると、ホッとしたのも束の間。
男はまだ半分ほどビールが残っているのに慌てて立ち上がり、
紙幣1枚を置いてお釣りも受け取らずカフェを出てくるのです・・・!!

「ぎゃ、ぎゃーーーぎゃーーー」

男が付けてきたことは私たちの中で決定的になりました。
こうなりゃホテルだけは知られまい、駅に行って純一を撒こう、とあわあわしながら話し合い、
本当はご飯を食べてすぐホテルに一度戻るはずだったのですが、とりあえず駅へ向かって猛ダッシュ
すると、都合の良いことに、私たちはカフェと駅の間にある信号を青ギリギリで渡ったため
男は赤信号に足止めをくらい、渡ることができませんでした。


「よかった・・・。すぐに戻らないで駅の人ごみを少し歩いてからホテルに戻った方がいいね」


私たちは胸をなでおろしながらも警戒心はまだ解かずに、とりあえず駅で少しうろちょろしていました。

10分ほど時間をつぶしてから、私たちは駅からホテルまでの道を戻ることに。
しかしまだ純一がどこかにいることも十分考えられるので油断は禁物です。
私とMはタカとユージさながら 昔がっつりファンでした
キョロキョロと辺りを見回し、男がいないことを確かめながら少しずつ歩を進めます。



緊張感でヘトヘトになりながらようやくホテルにたどり着きました。
ホテルに入るところを男に見られていないか、入る前にもよく周りを確かめて
「OK! 今よ!」などと声を掛け合い、素早く中に入ってドアを閉めました。 なにやってんだろう



バタン!


「はぁ〜〜〜〜・・・よかった。うまく純一を撒けたね」
私たちは安堵の胸をなでおろしました。

フロントに行くと「部屋の用意ができてるわよ」とお姉さんから部屋のキーを受け取りました。
3階の部屋に向かって荷物を手に階段をのぼりながら、
「じゃあまずどこに行く〜?」「ケーキ食べたい」などと、ウィーン観光に胸を膨らます私たち。
純一の恐怖も徐々に薄れ、ようやくふたりに笑顔が戻ってきました。
窓から差し込む陽光が実にさわやかです。

しかし2階から3階への階段をのぼり始めたその時。
私たちは言葉を失いました。

男が3階から下りてきたのです──。


             チャチャチャ チャチャチャ チャ〜ラ〜




火サスも顔負けのこの展開、ふたりの運命やいかに!?
来週は編集長アラマキの記事です。
さぞやエキサイティングな連休話が満載なことでしょう。
みなさま、どうぞお楽しみに!





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